8.見始めて...あ、これ観たな、と。強い印象を残すので忘れることは無いが、もちろん細部は覚えていない。 実話というから凄まじいが、冷静かつ生きる力に感服する。そして、単純でなく色々と起きるな、幻想も。 【simple】さん [地上波(吹替)] 7点(2020-12-19 13:17:49) |
7.例えば、水の入った透明な箱を用意して、その中に虫を一匹入れて蓋をする。虫はカブトムシでもいいしトンボでもいいし、にっくきGでもいいかもしれない。なんとか水からはい出そうともがく虫。しかしつるつるとすべるアクリル製の壁がそれを許さない。やがて力尽きて絶命する。私自身が実際そういうことをしたことがあるわけではないが、そういう意思を持った何かがどうしようもない状況下でも、生きようと必死でもがいている姿を安全なところから眺めて悦に入る残酷さのようなものが人間には誰にでも備わっているのかもしれない。オチがわかっていても、ストーリーに大きな展開がなくとも飽きずにずっと観ていられるのだから不思議だ。 ときどきこういう映画をやけに観たくなるときがある。そして観終わったあとに「ああ、幸せ」なんて安直な感想をもらす。 【ばかぽん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-01-27 06:23:54) |
6.全然基礎情報なしに見たものだから、本当に痛かったです。痛さ以外もなんだけど伝わるように上手に作ってありました。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-16 23:33:31) |
5.シャロウグレイブ、トレインスポッティングの香りを随所に漂わせながら、かつスラムドッグミリオネアのめまぐるしいカット割をも感じさせる円熟味のある作品になっている。とにかく非の打ち所がないほどのいわに挟まれる前半部分。画面を分割し、躍動感溢れるスペクタクルを実現している。これほどかっこいい画が撮れるのはダニーボイルだけだろう。後半は回想を交えながら飽きさせないつくり。主人公がどのような人間かを断片的にではあるが浮き上がらせる。その手法も前半での二人の女性を伏線に使ったり、ビデオカメラやプレゼントのナイフなどをたくみに使い、上手い。かなり低予算で作ることができたのではないだろうか、などとも思ってしまう。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-14 21:42:17) |
【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-09 00:43:16) |
3.前半は 非常に爽快!のひと言。出来ればこういう爽快な(だけの)映画が見たいな。 実話をベースにしているからか、全体を通してシチュエーションやストーリー全体は非常にシンプル。ただしシンプルだけど興味はそそられる。 この実話をベースにもっと話を作ればすごい映画になったかも、とも思う。 【まさ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-03 15:06:33) |
【akila】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-05 02:05:34) |
1.シーンもほとんど変わらず、役者も出てこない映画なのに、最初から最後まで飽きさせない映画を作り上げたダニーボイルはさすがである。 途中、ザ・ビーチを彷彿させる、独特の世界観は好みの分かれるところだとは思うが、主人公が少し間が抜けていて、お気楽な性格がシリアスな映画でもそこまで暗くさせず、希望を持ってみることが出来る。 ノンフィクションなので、ほとんどの人は結末を知っているであろうが、十分に楽しめる映画である。 【シネマファン55号】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-13 15:43:25) (良:1票) |