9.卑しい心の人ばかりが殺人犯となるわけではない。卑しい心の弟を殺害してしまう気持ちが重々伝わってきました。殺害に便乗する秘書も卑しいですが、この犯人は憎めない。最後のコロンボとの乾杯は名場面ですよね。 【SUPISUTA】さん [地上波(吹替)] 7点(2019-03-31 13:34:21) (良:1票) |
8.アタシゃね、とにかくホシをあげるためなら何だってやるンですよ。いやね、殺しに良いも悪いもありゃしません。理由はなんであれ、殺しは殺しです。今回のホシもね、いつもどおり追い詰めようと思ったんです、途中まではね。でも、この人、ワイン以外のことでは感情ってもんが働かないんですよ。見てて分かったでしょ? だからしょーがない、奴さんの感情を動かすために、アタシゃ、ワインについてちょっとばかし勉強したんです。奴さんと会話の糸口つかむためにね。ワイン倉の温度調節機のこと? そりゃ、勘ですよ、勘。ワインのプロにしちゃぁ、温度調節切っちゃうなんて信じられませんけどねぇ。そんなの、アタシがホシに共感して尊敬しちゃうってことと同じでね。そりゃ、ありえません、アタシには。勘違いしないでくださいよ、ホシの立場だったらどう考えてどう行動するかは考えても、奴らの気持ちに寄り添うなんてことは出来ません。え? じゃ何であんな余韻たっぷりのラストにして、車の中で乾杯したかって? 決まってます、ホシを無事おとしたことへの安堵の表れですよ。レストランでの一件は、ありゃバクチですからな。あの人にボロ出させるには、ワインで動揺させるしかないと思ってました。計画通り行ってホッとしましたよ。全てはあの人を懐柔して真実を浮き彫りにするためのパフォーマンスだってことくらい、アタシのことよく知ってる人なら分かるでしょ? あ、そうそう、ちなみにカミさんの子守りがどーのこーのって話は、ありゃ全部出任せです。最初からカミさん連れて来るつもりなんかなかったんでね。 【すねこすり】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-02-02 15:09:59) (良:1票)(笑:1票) |
7.コロンボファンであり、大好きなのですがこの作品がシリーズ中の最高傑作かと問われると、そうかなあ?と思います。私的には殺された弟の恋人が意外に素敵だったので(ネックレスがステキ!)あまり犯人に感情移入出来ませんでした。コロンボもちょっとアンフェアなことをやってるし。・・・私にとっては普通に面白い作品です。 【JEWEL】さん 7点(2004-05-29 16:41:51) |
6.この作品に敬意を表して、ワインを飲みながら鑑賞しました(2度目)。グラスの持ち方、デカンタの役割など、ワインの知識も多少勉強になりました。一つのものを極めた者の、こだわりを逆手に取ったしかけが、ポイントですね。犯人が、最後に、秘書に結婚を迫られたことについて「刑務所は結婚より自由かもしれない」という言葉に、酔いもまわり、思わずうなずいてしまって、あわてて振り返って、かみさんがいなかったので、またうなずいてしまった。 【パセリセージ】さん 7点(2004-02-21 15:05:21) (良:1票)(笑:1票) |
5.飲酒運転のオンパレードな映画。私は飲酒運転が嫌いなので飲んだら乗るなと言いたい。車の中で乾杯までして・・(刑事さん)。秘書の変貌にただただ勉強になりました。 【デイリー】さん 7点(2003-11-28 13:18:15) |
4.深夜にやっていてなんとなく見てしまったが、さすがに最高傑作と言われるだけあって面白い。コロンボのあっけらかんとした佇まいと犯罪のミスマッチは相変わらず最高。 |
3.コロンボファンですが、この作品はあまり好きでありません。ラストに爽快感が無いからです。 【クロ】さん 7点(2003-10-25 23:50:30) |
2.コロンボの終わり方としては、めずらしいんじゃないの?犯人が分かった瞬間、エンディングになることが多いと思うけど、今回は事件解決後の犯人との会話がなかなか良かったです。 【デリング】さん 7点(2002-12-31 20:44:18) |
1.金と気持ち(いろいろ解釈はあるけれど)の葛藤からうまれたドラマだなあ。ちょうど私の職業がこれに似てるんだ。「○○刑事は左耳遠いからね、右側にたった方がいいよ」逆かな? そんなのが好き。イタリアンレストランの雰囲気。僕はウイスキー党だが、これを見るときはあかワインをのみます。 【阿佐ヶ谷】さん 7点(2001-05-10 00:46:28) |