エレニの帰郷のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エレニの帰郷

[エレニノキキョウ]
The Dust of Time
(Trilogia II: I skoni tou hronou)
2008年ギリシアカナダ上映時間:127分
平均点:6.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-01-25)
ドラマ
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タイトル情報更新(2015-05-12)【+】さん
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監督テオ・アンゲロプロス
キャストイレーヌ・ジャコブ(女優)エレニ
ブルーノ・ガンツ(男優)ヤコブ
ミシェル・ピッコリ(男優)スピロス
ウィレム・デフォー(男優)
クリスティアーネ・パウル(女優)ヘルガ
原作トニーノ・グエッラ(原案監修)
ペトロス・マルカリス(原案監修)
脚本テオ・アンゲロプロス
音楽エレニ・カラインドロウ
撮影アンドレアス・シナノス
配給東映
特殊メイクヴィットリオ・ソダーノ(メイクアップ・エフェクツ・デザイナー)
編集ヤニス・チッチョプロス
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1.『カサブランカ』や『嘆きの天使』などは少々サービス過剰かとも思う。
米国マーケット他をかなり意識したのか、どうか。
濃霧の中、抱き合うイレーヌ・ジャコブとウィレム・デフォーの周囲を
旋回しかけるデ・パルマまがいのカメラなどには冷や冷やしてしまいそうになる。

被写体サイズの大きさも有名俳優起用によるものだろうが、
そうした大御所俳優らを配しながらも曇天への妥協の無さは一貫している。

ブルーノ・ガンツの乗った船が橋梁をくぐると、彼に影が落ちスッとシルエット可する
ショット。その黒と彼を包む曇天の鈍い白が異様な迫力で迫ってくる。

夜の国境検問所、暗闇とそこに浮かびあがる人物に当たる照明の加減も素晴らしい。

シベリヤの工場群の吐きだす白煙、ジグザグ階段の造形などもアンゲロプロス
ならではの壮観であり、ロングテイク内での転調(パイプオルガンの演奏、
警官隊の突入など)も驚きこそないが、楽しめる。


ユーカラさん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-12 16:06:54)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7266.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

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