ソロモンの偽証 前篇・事件のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ソロモンの偽証 前篇・事件

[ソロモンノギショウゼンペンジケン]
Solomon's Perjury Part 1
2015年上映時間:121分
平均点:5.87 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-03-07)
ドラマサスペンス法廷ものシリーズものミステリー青春もの学園もの小説の映画化
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監督成島出
キャスト藤野涼子(女優)藤野涼子
板垣瑞生(男優)神原和彦
石井杏奈(女優)三宅樹理
清水尋也(男優)大出俊次
富田望生(女優)浅井松子
前田航基(男優)野田健一
平祐奈(女優)水川冴子
佐々木蔵之介(男優)藤野剛
夏川結衣(女優)藤野邦子
永作博美(女優)三宅未来
黒木華(女優)森内恵美子
田畑智子(女優)佐々木礼子
塚地武雅(男優)浅井洋平
市川実和子(女優)垣内美奈絵
江口のりこ(女優)大出佐知子
安藤玉恵(女優)高木学年主任
木下ほうか(男優)楠山教諭
宮川一朗太(男優)柏木則之
浜田学(男優)垣内典史
嶋田久作(男優)河野良介
余貴美子(女優)上野素子
松重豊(男優)北尾教諭
小日向文世(男優)津崎正男
尾野真千子(女優)中原涼子
森田想(女優)蒲田教子
井上肇(男優)岡野教頭
原作宮部みゆき「ソロモンの偽証」(新潮文庫)
脚本真辺克彦
音楽安川午朗
津島玄一(音楽プロデューサー)
主題歌U2"With or Without You"(Universal Music)
撮影藤澤順一
製作松竹(「ソロモンの偽証」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「ソロモンの偽証」製作委員会)
朝日新聞社(「ソロモンの偽証」製作委員会)
木下グループ(「ソロモンの偽証」製作委員会)
配給松竹
特撮浅野秀二(VFXスーパーバイザー)
照明金沢正夫
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4. 引き込まれた。続きを見たいと思った。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-07-26 20:56:07)
3.子どもたちの「顔」が皆良い映画だった。
こういう演技経験の浅い若い俳優たちが主要人物となる映画においてもっとも重要な事は、特別な演技の巧さでもなければ、リアルな実在感などでもなく、彼ら一人一人の顔つきだと思う。
演技がヘタクソなのは当たり前、実際にこんな子どもたちがいないことも当たり前である。顔つき一つで映画としての見応えになり得るかどうか。
この映画において、それは最も重要な要素であり、見事にクリアしていると思う。制作陣が“クラスメイト”を集めるためのオーディションをどれだけ真剣に取り組んだかも明らかだ。

その中でも特に印象的だったのは、やはり主演を務めた藤野涼子だろう。
主人公名と同名で女優デビューを果たしたこの若い女優の存在感と、溢れ出る可能性が素晴らしかったと思う。これはまた磨きがいのある新たな原石が現れたものだと思う。

この宮部みゆき原作の映画化作品がどういう作品かというと、“血塗られた中学生日記”という言い方がしっくりくる。

冒頭のクラスメイトの転落死体発見から始まり、いじめられっ子の事故死と、分岐点となるトピックスは衝撃的だが、ストーリーテリングとしてはそれらを軸として、純真で無知で激情な中学生たちが、動揺し、葛藤し、意見を述べ合うという、かつてNHKで放送されていた「中学生日記」がありありと思い出された。
残酷で不可解なサスペンスを孕んではいるが、本質的にはオーソドックスな学園ドラマであり、家族ドラマであった。
その歪さが、良い意味で独特であり、大林宣彦を髣髴とさせる成島出の極端な演出方法も手伝って、想定外の見応えがあったと思う。

クラスメイトたちの死を立て続けに目の当たりにし、打ちひしがれた主人公は、自分自身を責め、最悪の決意に歩みかける。
ギリギリのところで思いとどまり、幼くも純粋な自身の「正義」にすがるようにして、進みだそうとする様はエモーショナルで、“若さ”の価値と熱量に溢れていた。

“犯人”を探し罰したいわけではなく、真実を突き止め、自分たちが抱える混乱を自分たち自身で収拾するために「裁判」を行う。
後編に繋がるそのくだりは、少年少女たちが越えるべき通過儀礼に対して覚悟を決めたようにも見え、サスペンスの真相解明そのものよりもずっと期待感に溢れた。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2016-09-10 00:02:58)
2.物語は1990年に始まるわけだけど、開始早々に気になることが1つ。
この時代に気象予報士なんて存在しただろうか?
僕の記憶が確かなら、昔は気象予報士という資格なんて無かったはず。
そして、僕は1つの結論に達した。
この物語の語り部である中原涼子自身が偽証しているのではないか。
存在するはずの無い気象予報士がその証拠なのだと。
朝のテレビのお天気の女の人が気象予報士じゃなかったと仮定するなら、観測史上6番目の大雪という証言の信憑性も揺らぐ。
1990年のクリスマスに大雪が降ってなかったなら、雪に埋もれた死体の存在すら彼女の創造したフィクションと言えなくもない。
もしその推測が正しいのなら、南瓜を切ろうとして手首を切る可能性すら疑わしくなってしまう。
自殺なのか、事故なのか、誰が真実を語って、誰が嘘を吐いているのか、とても興味深い。
後篇に繋げるお膳立てとしては、よく出来た作品だと評価しておく。
もとやさん [DVD(邦画)] 7点(2016-08-29 17:03:24)
1.原作を読んでいるので大きな驚きはないがなかなかの出来栄えだと思います。なにより、後篇に期待が持てる。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 7点(2016-06-10 22:05:44)
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 5.87点
000.00%
100.00%
200.00%
313.23%
4412.90%
51032.26%
6516.13%
7722.58%
839.68%
900.00%
1013.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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