4.可愛らしいだけでなく人間の言葉を話し、知的で礼儀正しいクマのパディントンは勿論のこと、
彼を迎え入れるブラウンファミリーに加え、ロンドンの人々の描写もいい。
街中にクマが出没しても驚くこともなく、英語を話すクマを誰もがごく自然に受け入れる。
悪役ニコール・キッドマンを除くと、登場する誰もが優しい映画。
笑いドコロもしっかりしており、子どもと一緒にと見るのにとてもいいファミリー映画でもあります。
こうしたファミリー映画のお約束、家族全員揃ってパディントンの救出に向かう、
ラストの博物館からの脱出をめぐるちょっとしたアクションサスペンスも子どもたちには十分です。
イギリス映画らしい良さを感じさせる、クマのパディントンと人間の交流を描く良質のファンタジー映画です。