9.悪ガキ二人が主役なんで面白おかしくストーリーが進んでいくんだなと思いきや二人の家庭事情は結構複雑で重く感じとれました。その家庭事情においては特に説明や回想シーンがあるわけでもないので二人の家族とのシーンでの状況を察し、観る側で想像して「多分こういうつらい過去があったんだろうな・・・」等を踏まえてみるとこの二人に同情の念が湧きより共感出来ると思います。観終ったあとに「ああよかった」とほっと出来る作品はやっぱいいですね。 【tetsu78】さん 7点(2004-06-04 20:50:39) |
8.女性には申し訳ないが、これは紛れもなく男の子の専売特許のような作品だ。なぜそこまでして世の男どもはスポーツに熱を上げるのか。その答えがここにある。ある年代までの少年にとって、スポーツとは単なるいち競技の枠に留まらず、「父親との思い出」と分かちがたく重なり合うものだ。日本の男の子の場合は野球ということになるだろう。ご贔屓チームの成績とキャッチボールをした父との記憶とが重なり合い、少年時代それぞれの思い出深き個人史を作り上げていく。イングランドなら、それは当然「フットボール」だ。父に連れられて初めてスタジアムに行ったこと。大の大人が汚い言葉をはばかることなく言い合ってる風景。そんな体験が原初となってイングランドの男の子たちは大人になっていく。とくに舞台となった北部イングランドの出身者には顕著なことだろう。はっきり言って脚本は粗いし、編集もヘタクソだ。だが、そんな映画的側面はこの際どうでもいい。主人公2人の全く馬鹿げたこのフットボール愛。これを見れば・・・1度でもスポーツに情熱を傾けたことのある「かつての少年たち」は昔日の自分を思い出すことができるはずだ。 【給食係】さん 7点(2004-03-20 23:50:49) |
7.淡々と、またほのぼのとして良かった。ラストの爽やかさも良かった。 【ディーゼル】さん 7点(2003-10-17 22:30:15) |
【パキサン】さん 7点(2003-08-08 23:07:47) |
5.なんか好きです。チケット手に入れる手段がかわいい。友達の思い出をさも自分のように語ってたのが好きです。がんばれ少年! 【ザーボン42】さん 7点(2003-06-21 16:41:45) |
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3.子供が夢見る現実逃避のストーリー。児童文学に触れてきた人は好きなんじゃないかな。 【きのこ】さん 7点(2003-01-04 15:13:45) |
2.少年2人がなんとかサッカーのチケットを買って、スタジアムで観戦する為に東奔西走するさまが、悲哀に満ちながらもおもしろおかしく描いてるので最後までおもしろかった。少年2人を取り巻く環境がまた複雑でいろいろ考えさせられるけど、それをスカッと締めてくれるラストがとてもいい。これって…コメディですよね? 【びでおや】さん 7点(2002-02-24 23:38:54) |
1.二人がシーズンチケットを買うためにいろいろ努力していき、それに挿入されるいろいろなストーリーはなかなかおもしろかった。ただ余分じゃないかな~っていうところもあった。二人が更正するのだったらよかったかもしれない。でも結構笑えるところもあり楽しめた。 【住職】さん 7点(2001-07-31 01:15:29) |