3. 嗚呼、不朽の傑作「天井桟敷の人々」でルメートル役も演じた名優ピエール・ブラッスールがこんなマッド・ドクター役とは…(絶句)!!確かに白い仮面のインパクトは強烈だった。今思えば、ジェイソンのアイスホッケーマスク辺りのルーツかも。脚本は推理作家ボワロー&ナルスジャック(「悪魔のような女」)に後の名匠クロード・ソーテまで加わる豪華さだが、手術場面の気色悪さでやや減点!!ただ、ユニバーサル・ホラーには無い一種の幽玄さが漂う場面(特に娘が森をユラユラと彷徨うラストシーン!!)には個人的に「流石にヨーロッパ(仏)の怪奇映画はひと味違うなぁ」とチョット感心させられたので…7点。