10.嗚咽寸前のグロさが、美しい自然や音楽にうまくマッチしている、まさに岩井節がぷんぷん漂ってくるような作品。賛美歌を歌うCocoがなんとも可愛らしい。みんな若いですね。そして味のある演技をしてくれてます。浅野さん演じる、ツムジの葛藤が苦しい。今は亡き、サトル役の橋爪さんの純粋な目での演技はすごい圧迫感。不思議な短い映画でした。ラストが好き。ものすごい奇麗でした。 【未歩】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-29 11:48:59) |
9.とても特異な物語というか、クールで独創的な世界。内容も映像も芸術的。ある意味囚われの身の主人公達、ボロボロの衣装をまとっているのに、どうしてあんなにもファッショナブルに映るのだろうか?CHARAと浅野はこの世界観の中に違和感などこれっぽっちも無く、キャラがぴったりハマっていた。 【smiLey'70】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2004-07-14 22:01:59) |
8.不思議な世界観というか、チャラが出している雰囲気が好き。最後カラスのように飛んでいった姿が忘れられない。 【アンナ】さん 7点(2004-02-02 21:25:29) |
7.きれいでせつなくて後味の悪~い感じ。そんな映画が好き。洗濯物の白がすっごくきれいだったなぁ。日本公開でカットになったシーンを見てみたい。 |
6.あの精神病院は健常者というよりも患者の目から見たイメージに近いと思う。個人的には、神父のような牧師のような「神父」が出てきたシーンが好き。そうそう、神父さん、塀に自ら上らなきゃなにも見えませんよ。彼らのあとをついていったら、もっと良かったんだけど。。。 【バッテリ】さん 7点(2004-01-16 22:35:56) |
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5.登場人物の名前が非常に好きだし。言葉もなにげにクール。 この無国籍的嫌いじゃない。 【とま】さん 7点(2004-01-04 13:01:24) |
4.「あたしが死んだら世界も終わるのよ」って、今でもたまに同じことを思いませんか。全部自分の妄想で世界なんて存在しないんじゃないかと。いわゆる独我論。実生活で常にそう考えて生きるのは不可能だけど独我論の可能性を100%否定できる証拠はまだないようにおもう。実際彼女が死んだ後、やっぱり世界が続いていたのが切なく感じた。彼はあれからどうしたんだろう。 【らいぜん】さん 7点(2003-11-30 21:14:59) |
3.塀の上をひたすら歩く、この先には何があるのだろうと結構惹きつけられる。ラストの羽が舞い散るシーンは映像的にはgoodだが映像的にgoodなだけでしかない。2時間ほどの長編だと駄作になってたかもしれないが、このくらいの長さだとかえって好印象を残す岩井俊二の世界に浸れる作品。 【R&A】さん 7点(2003-10-20 18:05:16) |
【ネイル】さん 7点(2003-01-17 17:58:17) |
1.<決定的ネタバレあり>エスメラルダさんと似た意見ですが、子供の頃の、一人でちょっと遠歩きした時のような「小さな冒険」的な雰囲気が良かったです。ただラストのあの展開に関しては、非常に複雑な気分です。とても切なくて印象的だったのですが、どんな内容にせよ「死で決着を付ける」展開は個人的にあまり好きではないので・・・ 【マーチェンカ】さん 7点(2002-06-10 22:57:30) |