1.自分にはインドの方の顔は判別し難い、皆さん髭が生えてるし精悍な顔つきなので
「あれ、この人さっきの人だっけ?じゃあ、あっちの人は誰?」なんて状態になることがままあり、
登場人物が頭の中で整理されるまでそこそこ時間が必要だった。
それもあって前半はそこまでのめり込めなかったのだけれど、話の理解が追いついて来ると
思いのほかストーリーが面白く、2人の主人公が抱くジレンマ、激情、鬱憤など、溜め込んだあらゆる感情が
クライマックスのアクションによって吐き出され、爽快な気分のまま鑑賞を終えられた。
前半の出遅れと上映時間の長さもあって、もう一度観たいかと言われると悩むところだが、観ておいて損の無い映画だったと思う。