16.1人の女性が子供のころに体験した、差別社会の非情さと、差別されても純粋さを失わなかった大人との触れ合いの物語。 大人になってから振り返る美談としては良いです。ただ当然ですが、時代背景も人心も移り変わります。個人的に得た教訓としては、 【信頼関係に無い他人を迂闊に信じては危険】 と、 【人を見下す人間は見放される】 かな。 【役者の魂】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-06-21 15:26:19) |
15.歴史的に異議のある名作だと思うが、ちょっと長いので、どうかな〜、となる。 それでも、最後に辿り着くと、やはり感動が待っている。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-07-17 21:32:58) |
14.ノスタルジーに満ちたアメリカ南部の牧歌的物語かと思って観てたらどっこい、法廷ものだったんだね。差別の色濃く残る南部で黒人の弁護をするなんて当時としてはあり得ないことだったのだろう。それに対して敢然と立ち向かい、冷静な弁護をするアティカスだが、なんでもアメリカでは現在に至ってもこのアティカスというキャラクターがアメリカの良心を体現したヒーローの代名詞となっており、人気なのだそうだ。なんという自己矛盾を抱えた国であることか、びっくりしてしまう。心の奥底に未だ差別という感情を宿しておきながら一方ではアメリカの良心を信じることができてしまうなんて。こういう奥深さというか多様性がアメリカの良さであり、強さなのか。好み35/50、演出11/15、脚本13/15、演技8/10、技術6/10、合計73/100→7/10点 |
13.いわゆる“イケメン”“良夫”というイデア。当時は存在自体がそれを体現していたグレゴリー・ペックだからこそ生まれた名作でしょう。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-17 21:51:04) |
12.人と人が理解し合うのは困難だが、理解し合えたときにはそれ相応の素晴らしいものがある、などと感じてしまいました。いい映画ですが、グレゴリー・ペックのお父さんは格好よすぎるかも。 それにしても、昨今では一見すると罪がないような人間が、とんでもない犯罪事件を起こしたりするわけで、この映画のような理想は実現しがたい。見るからに「狂犬」みたいな人間って、そんなにいるわけないよね。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-29 19:48:37) |
11.偏見が真実を曇らせてしまうね。主人公の父親の子供への姿勢はすばらしい。 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-09 20:41:37) |
10.「正義の味方の弁護士の話」だと思ってました。間違いではないですが、主人公は娘だったんですね。少女が大人の汚い部分を知り、同時に人としての清い部分に気付かされたふた夏の出来事、といったところでしょうか。ミステリーチックな作りになっているので、見ている間はそのことに気が付きませんでした。良い出来だと思いますが、逸話ごとの繋がりがあまりないので、短いドラマをくっつけたかのようです。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-04 18:37:52) |
9.映画ヒーローNo1という事で期待して見たのだが、ちょっと拍子抜け。悪くは無いんだけど、これがNo1に選ばれるほど米社会は未だに病んでいるのか???私には父親として当たり前の事をしているとしか思えないのだが。まあその当たり前が中々できないんだろうけどね。私もコノ世が完全だと信じるほど理想家ではないし、社会の醜さや汚さを知ってるつもりだけど、でも映画の台詞で「それをいっちゃあ、おしまいよ」なんじゃないだろうか? |
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8.台詞でどうこうというより、作品全体で静かに訴えかけてくる映画です。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-08 20:34:41) |
7.これほどコメントの難しい映画もない。古きよき時代と兄妹の愛情そしてグレゴリーペック演じる父親の優しさによって温かみのある作品になっている。 【CPA】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-25 16:52:04) |
6.グレゴリー・ペックは大根と言われがちだけど、良い演技をしていたと思います。周りの白人たちの非難にもめげず、自分の信じることを主張し最後に法廷を去る姿に感動しました。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-17 22:15:31) |
5.自分が子供の頃を思い出した。無邪気に遊んでいる中にもほんの少しだけど醜い現実を見たりとか確かにあった。だけど楽しかったなー。 【ゆきむら】さん 7点(2005-02-07 22:18:29) |
4.地味だが不思議な魅力がある。差別問題を扱っていながら、お伽噺を見ているような錯覚に陥るのは本作の真の主役である子供達のせいか。公開から40年を経ても、未だにこういう問題が耐えないアメリカという国がとてつもなく哀しく見えてくる。PS:売れる前のロバート・デュヴァルに感動。 【nizam】さん 7点(2004-05-11 12:42:12) |
3.子供の感性の強さがよく表現されてたと思います。私達から見たら、「子供」という一言で片付けられる世代も、その中での役割があるんだと思い出しました。黒人差別の映画なんだろうけど、うまいこととげとげしさをなくしてると思います。 【neozeon】さん 7点(2004-02-29 17:44:50) |
【STYX21】さん 7点(2003-11-13 20:18:14) |
1.僕としては「こういう父親がいい」映画という感じじゃなくて子供の体験記映画だと感じた。多感な少年少女時代の体験とその修正というか導き役として父親がチョロッといるという感じ。まさしくアラバマ「物語」。ああいう裁判とかって子供には理解が難しいと思うかもしれないけど、いやはや子供はかしこいものでちゃんと理解してるものなんですよね。なんか人間って子供時代のほうが「生きてる」なあと思ったりした。 【ようすけ】さん 7点(2003-05-18 22:58:17) |