7.「マカロニ・ウエスタンに宗教的アングラ要素、精神世界を混ぜ合わせたら珍妙な映画になりました」。それに尽きる。混沌の時代が作り出した魑魅魍魎な空気は、現代の倫理観では絶対に作れない。確かに変わり者のジョン・レノンやヒッピーが好みそう。自分にとって都合の悪い"もぐら"に蓋をして、モノの大量消費こそ一般人の社会常識だと擦り込ませる資本主義にキックを入れた作品なのだから。 |
【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-29 23:12:28) |
5.なんとコメントしていいやら困りますけれど、最初に日傘を差して馬に乗って砂漠に現れるシーンは美しかったです。砂漠で繰り広げられる前半部は変なガンマンが次々登場し楽しめたが、後半は退屈でした。 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-15 15:16:47) |
4.複数混合のホドロフスキー独特の世界と、究極的なものを描いた精神世界。それはそれは鮮烈です。ラストは、胸が詰まる思いと同時に、何かを考えさせられました。 【あろえりーな】さん 7点(2004-08-26 01:47:26) |
3.西部劇にして西部劇にあらず…というのがこの映画を表現する上であってるのかもしれない。前半、神懸り的な腕を持つ4人のガンマンを相手にし、最後は自ら凶弾に倒れるエル・トポ、そして後半は自分が神と同化したかの様にこの世に再び復活し、あなぐらに住むフリークスたちを解放しようとする。確かに難しい、難しいけど、それ以上に奥が深い映画。 |
2.なんか分からないけど、スッゴい迫力。「俺、観ちゃった」って感じです。観ない人は一生観ないタイプの映画かも。 【エミール】さん 7点(2003-01-09 08:49:49) |
1.「やりたい事は全部詰め込んだ」って感じが伝わってくるほど内容はとても濃密だ。悪趣味みたいなところばかり注目されるが、意外に感動させるところやコメディっぽい要素もあり観客を飽きさせない作りになっていると思う。「最近は普通の映画じゃ物足りない」って人にはマンネリを打破する起爆剤になるかもしれない。 【眼力王】さん 7点(2002-07-20 15:09:18) |