7.ブルース・リー主演の第3作目。「死亡遊戯」が未完成のまま亡くなったため、
日本での公開は「最後のブルース・リー」という冠がついた。リーさん唯一の監督作品でもあり、
自身の見せ所はよくわかっていて、随所に彼のアクションを堪能できる。
ストーリーは主演作の中でも一番単純な勧善懲悪もの。
リーは他の作品では悲愴感たっぷりのキャラが多いのだが、
この映画ではちょっぴり間の抜けた青年の役を演じ、新しい一面を見せている。
ラストのチャック・ノリスとの死闘が一番の見せ場。
ストーリー的には今イチだが、リーさんの魅力を大いに楽しめる映画ではある。