22.四月の淡い青春を追った短い良作。途中からがぜん良くなってきて、最後に奇跡が起きる。 じつは苛烈な人生はこれから夏に向かう季節に続いていくのだが、そこは描かずに短い季節を切りとり、あえて事件など起こさずに淡々と描いた監督の試みが成功している。 主人公の松たか子が、どこにでもいそうで現実にはいない初々しい女性をみごとに演じている。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-06-10 09:10:05) (良:1票) |
21.映像も音楽も綺麗。一人暮らしを始めた頃の淡い気持ちを思い出しました。 【黒ネコ】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-01-13 09:30:17) |
20.脚本も映像もどこか在り来たり。でも、いや、だからこそ感動できる。気持ちのいい、清々しい作品。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-01 18:07:22) |
19.ドキュメンタリータッチで描く入学式とクラスでの自己紹介、見ていて恥ずかしくなるくらいのリアルな初々しさが画面に溢れている。松たかこのプロモ?たしかにそうかもしれませんが、松たかこはちゃんと卯月という名の女の子になっていました。岩井監督の作品を見ていつも思うのは”綺麗で淡い映像”というのもありますが、それ以上に役者が映画の中の役にちゃんとなっている、綺麗な映像の世界にちゃんとはまっている、というところ。これは役者の力というよりも監督の演技指導という演出の力がやっぱり大きいのではと思う。そういう意味でもやっぱり「映画」してると思います。短くない短編映画って感じ。作中に卯月が見ていた白黒映画『生きていた信長』のキャストの方が豪華で、いかにも年季の入ったフィルムを丁寧に再現していたのも面白かった。 【R&A】さん 7点(2004-11-11 11:58:02) (良:1票) |
18.松たか子をはじめてカワイイと思ったぞコノヤロチクショー。 【ゆうろう】さん 7点(2004-10-05 21:16:03) |
17.岩井監督の作品を観ると必ず、「あ、こんな時があったなぁ」と、自分の思い出とシンクロしてしまい、すごく切ない気持ちになります。 「打ち上げ花火~」は小学生、「リリィ・シュシュ~」「Love Letter」は中学生(リリィほど過激じゃなかったけど)。この作品は、主人公と同じで一人暮らしを始めた大学入学当初です(ちなみに「スワロウテイル」は何故か地元を思い出します)。 初めての土地で右も左も分からず、知り合いが一人もいない中、主人公が新しい生活・人間関係を何とか構築していこうとする様子を、松たかこが初々しく演じていてとても好感が持てました。 また他の作品同様、舞台は東京なのに季節感溢れる風景がとても美しく撮れています。うまく表現できませんが、春先のふんわりとした感じが。 岩井作品には、「日常、季節感」というキーワードがピッタリですね。 【なおてぃー】さん 7点(2004-09-21 00:52:26) |
16.あこがれの先輩と出会って これからって時に 物語終了かよwwwwヽ(`Д´)ノウワァァン!! まぁ家族総出による松たか子宣伝映画ですね^^ かわいかったから許すか^^;ww 【アキト】さん 7点(2004-06-23 03:07:15) |
15.ただ淡々と淡々と、美しい春の風景と初々しい大学生の松たか子を鑑賞する映画。 物語らしい物語も盛り上がるところも特に無くんだけど…たま~に見たくなるから不思議。 なんなんでしょうねぇ…自分にもわかりません。 【ふくちゃん】さん 7点(2004-06-03 20:10:13) |
14.岩井俊二監督は季節を映像化するのが抜群にうまいです。夏の「打ち上げ花火~」、冬の「love letter」、などなど。この作品にはストーリーの妙や目を見張るシーンなどはないに等しいが何気ないせりふやしぐさの積み重ねで1人の女性の周りに広がっていく小さな世界を魅力的に描いている。映画の面白さはそれぞれだし、この作品の面白さも認められるものだと私は思いましたのでこの点ですが、地味すぎな分チョット低めになってます。 【goose】さん 7点(2004-04-03 00:12:14) |
13.岩井作品はなにげない日常の様子を独特の撮り方で伝えようとしていますね。それがおかしいほど自然で、映画と言うよりはまるでホームビデオを見ているような錯覚に陥ります。この四月物語も同じ。上京したての女子大生の新生活に慣れない様子がうまく描かれています。季節感が溢れた、さわやかな映画ですね。松たかこ、可愛かったです。 【未歩】さん 7点(2004-03-28 14:11:07) (良:1票) |
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12.ストーリィはどこまでも起伏なく、独特の単調であるが心地いいリズムに乗せて進行します。物語性が希薄化した物語。そこに落ちていそうな、あなたの、わたしの四月。見終わってそのタイトルの余韻にしばし浸りました。 【彦馬】さん 7点(2004-03-21 12:07:33) |
11.若い頃にぼけーっとすごしてしまい、ふと気づけばあまりこれといった楽しい想い出がないって人、多くありませんか。わたしも恥ずかしながらそんな人間です。ところで、この作品の主人公は雰囲気も淡々として、嫌味がなく、なんとなく「仲間」のような気がします。自分の代わりに松たか子が穏やかな日常を送ってくれる、というか手の届きそうな青春を描き出してくれているような感想を持ちました。一種の癒し系?もちろん万人受けする作品だとは思えませんけど。観てよかったです。 【バッテリ】さん 7点(2004-02-12 22:53:59) |
10.あーわかるわかるってシーンが多々あってよかった。北海道出身なら 【のりまき】さん 7点(2004-01-19 13:01:42) |
9.シネスコ、DTSなキャンバスに松たか子を置いてみました、という、ただそれだけの映画。でも、その1時間ちょっとの間、ドラマらしいドラマもない映像を、のんびり眺めてるだけっていうのもいい感じだよなぁ、って。別に松たか子も岩井俊二も好きではないけれど、こういう、なーんにもない映画があってもいいよね、って感じでした。2100円のプログラムは高すぎでしたけど。何しろダンボール&藁半紙ですよ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2003-12-06 13:45:27) |
8.冷静に見れば、たいした作品ではないんだろうけど、なーんか、好きなんだよな・・。恋愛で、勇気を出してエイヤッと行動したときの、心の高揚が、ラストでよく出てる。松たか子、演技がいいとは、けっして言えないんだけど、でも、いい。エンディングの余韻の独特の後味の良さってのは、「バグダットカフェ」とそっくりだと思うんだけど、どうだろう? 【せんぼう】さん 7点(2003-10-24 03:24:36) |
7.春先のぽかぽか陽気、舞い散る桜、まぶしい陽射し。 現代の日本の美しき風景。日常のささやかな幸せ。 何気ない毎日を素晴らしい映像に収める岩井俊二監督はやっぱいい 【紅蓮天国】さん 7点(2003-10-12 21:51:40) |
【ひなた】さん 7点(2003-06-23 22:39:44) |
5.<ネタバレあります>”不純な動機”と”小さな冒険の日々”・・・・・良い雰囲気で始まります。こんな“ふんわか”した作品って好きです。個人的に“松たか”は好きではないんですが、このキャスティングには共感。岩井監督っぽく、映像も綺麗やし期待できます。☆で、やっと本屋の店員さん登場ですね。あんな山中でギター弾くのも凄いですし、長髪が何故か気になりますが、取り敢えず憧れの人。さて、どうなるのか・・・・・って?えっ?おっ、終わっちゃったよ・・・・・ 【イマジン】さん 7点(2003-06-16 12:45:02) |
4.あまりの短さには驚かされたけど、映像とか雰囲気はよかったと思う。 【aya】さん 7点(2003-04-23 20:45:49) |
3.ガンガンに桜の散る中、松さんが走りぬける。次の日も桜は満開。フライの練習とか何気ないカットがとても自然でこの雰囲気は春から初夏好きのみなさんには堪えられない映画となるでしょう。田辺君もはまり役。あれ見て、古本屋に勤めた人を知っています。 【てっつん】さん 7点(2003-04-17 12:10:08) |