18.15年前ですが今観ても古く感じません。ただあまりわかったような事を書きたくないので、IRAがどうとかイギリス連邦がどうとか理解しないでも万人が見られるような作りをしていることは好感が持てます。彼については後世英雄的な扱いをされていますが、映画が真実に近いのであれば、交友関係とか、荒っぽい性格とかマイナス要素も多いし、若くして抵抗勢力から統治する側へ移行する際に必要なしとして殺されるべくして殺されたように思います。対抗した彼は後に長く大統領を務めたわけだし、歴史は後にならないと評価は難しいです。あとジュリアロバーツは、当時リーアムと付き合っていたからこの作品に出たのだと思います。珍しく政治的な作品にでていますが、今作では場違いですね。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-16 11:05:58) |
17.霧がかった灰色の空、それと同一に染まった人々の地味な服装、地味な街並み。この作品はそれだけでOK。内容的にも、少しペースが早く、次々に場面が進行していくのだが、重要なポイントはきちんと押さえられている。ニーソンもリックマンも、アイリッシュ史上の重要人物を演じるという自覚のためか、演技の気合がびんびん伝わってくる。ジュリア・ロバーツも珍しく慎み深い演技を行っているが、後半は少し目立ちすぎか。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-08 22:43:26) |
16.宗教色を前面に出さなかったので、かなりわかりやすい話になっていると思う。 【ucs】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-28 09:01:15) |
15.この作品を見て、初めてイギリスとアイルランドの関係を知りました。しかし、死んだときは32歳だったんですね・・・・・。 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-06 17:58:09) |
14.IRAの発生過程が良く分かった。イギリスの苦悩ですな。 【さら】さん 7点(2005-03-17 13:14:21) |
13.やはり見所は、イングランド側と条約を結ぶくだりからでしょうか。それ以前は登場人物の役割が不明瞭な面があり、やや退屈でしたが、ここから一気に盛り上がりました。疑問なのは、ハリーとデ・ヴァレラを別個のキャラにする必要があったのかどうかという点です。ハリーの持っている役割をデ・ヴァレラに持たせれば印象も分散せず、より濃密なドラマが描けたような気がするのですが。 【K】さん 7点(2005-03-04 17:49:51) |
12.シンドラー、コリンズ、バルジャン、歴史モノを演じさせたらリーアム・ニーソンの右に出る役者はいないのでは。しかし恋愛シーンは勘弁してほしかったな。 【ゆきむら】さん 7点(2004-09-18 12:19:36) |
11.時代の転換期にあって、道半ばに斃れた、想像力豊かな指導者というのは、ロマンの薫りを漂わせるものですね。、、、日本でいえば、ぴったしの人はいませんが、強いていえば、龍馬や信長なのでしょうか、、、。但し、この映画を見た人に、「テロも仕方のない場合がある」「今のIRAが理解できた」という印象を生み出してしまうなら、この映画は失敗作といえるのではないでしょうか。なぜなら、コリンズの闘争は、植民地支配を行う為政者、機関に対して、政治的権利を制約された多数者が行う闘争であり、ある意味で正当な革命権の行使であるのに対して、いわゆるIRAの闘争は、北アイルランドを舞台とする、多数決で意見を反映できない少数派による一般市民をも巻き添えにする闘争だからです。、、、それに時代も国際環境も随分違う。、、、、、結局、監督がアイルランド出身であるということが、この映画の場合、逆にマイナスに作用している部分があるように思います。それは、1) アイルランドの貧しさ、英国の不在地主による支配、貧富の差異が宗教の差異に転化されて増幅することなどは、アイルランドの彼にとっての常識であっても、多くの人にとってはそうではなく、それらが欠けてしまうと、コリンズの大義も不明になる、2) どうして今、コリンズを主人公とする映画を撮るのかという問いかけが弱くなり、結果として、何が主題なのかが伝わりにくくなる。、、、、例えば、武田鉄矢が龍馬の映画をとるといっても違和感がなく、結局、武田鉄矢の思い入れだけの映像になるだろうけど、もし、だれでもいいけど、M・ムーアが龍馬の映画を作るとか言い出したら、えっ、どーして、なんで、ということになり、制作意図がそれだけ明確になり、いー映画になるかもしれません。、、、、、、まあ、アメリカ市場を念頭に置いて作成される歴史映画に期待してはいけないということですね。(暴力、アクション、恋愛を分かりやすくサーヴィスする必要がありますものね。) 【王の七つの森】さん 7点(2004-08-31 15:03:05) |
10.優れた伝記映画。世界史など習っていない私にマイケル・コリンズという存在を教えてくれたのは大きい。ラストを、大統領の、マイケルに関することばで締めるのは実話ならではの歯切れよさです。猪瀬直樹の『こころの王国』のように、イギリス・アイルランドと日本・朝鮮を重ねて見ると、日本人にも歴史を考える上で、大きな意味のある映画かもしれない。リーアム・ニーソンの熱演は○です。 【はざま職人】さん 7点(2004-08-09 19:04:57) |
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9.大国のむき出しのエゴが憎悪とテロを呼び、テロが暴力と憎悪を呼ぶ連鎖はどちらかが一人残らず全滅するか、双方に共存してゆく道を目指す指導者が現われない限り終わりが来ないと思う。リーアム・ニーソンが出演していた『ミッション』に「力が正しいのなら、この世に愛は必要なくなる」という台詞があったが、絵空事の考えなのだろうか。 |
8.マイケル・コリンズ役で主役を務めたリーアム・ニーソンは、実にこういう史劇的な役柄に多大な存在感を見せる俳優である。マイケル・コリンズという人物の知名度が低いせいか、映画自体にそれほど迫力はないが、混乱の歴史を生きた一人の人間の物語として見応えはあった。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-11-18 13:51:56) |
7.限りなく8点に近い7点です。弱いものが巨人に立ち向かう手段が古今を問わずテロリズムなのですね…(それを肯定している訳では無いのですが)。実は、エンドクレジットの前のデ・ヴァレラの言葉が一番記憶に残っていたりします。 【TINTIN】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-06-08 22:26:57) |
6.イラク戦争終結宣言をブッシュは北アイルランドで行った。今のIRAとココに出て来るIRAと直接は関係ないと言うが、北アイルランド問題は今でも残っており、恫喝するブッシュ。テロリストも新たな時代への変化を求められる時代だ。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-05-29 00:21:13) |
5.マイケル・コリンズが31歳までに築いた貴重な歴史、観ておいた方がいいです!特に同年代くらいの男性は必見でしょう。マフィアモノなんかよりよほど男の強弱が染みるし、脚本がすごくイイので、変に説教臭かったりお涙もんなどでなく、面白い! 【丸子】さん 7点(2003-04-16 07:34:49) |
4.ニール・ジョーダンの祖国への思い入れが滲む佳作。主演女優が違ってればもっと良かったと思う。 【mimi】さん 7点(2003-02-23 03:42:39) |
3.歴史的背景を全く知らずに観ました。勉強させてもらいました。何も知らない私がおもしろかったので、8点にしたいような、したくないような・・・なのでこの点数。 【カエル】さん 7点(2002-10-16 02:27:00) |
2.ギリギリの7点。レンタルビデオの予告で見て見たくなった作品です。コメントは、とりあえずこれだけに。 【にゃん♪】さん 7点(2000-11-12 01:37:13) |
1.ブレイブハート程、実話に基づいてる分熱くはないけど、英国、アイルランド間の何百年もの間の悲劇が伝わります。なんかこの女優綺麗だなって思ったらジュリア・ロバーツでした。リーアム・ニーソンはやたらと実在した人物を演じる傾向がある。それがけっこうはまったりする。 【あまぬま】さん 7点(2000-09-20 19:13:05) |