11.終わってみればいかにもフィクションな犯行動機ですが、不気味さを漂わせつつジワジワと謎解きするあたり、さすがに手慣れた感じです。しかしいくら一種の運命共同体とは言え、幼い甥っ子を抱えた推定30歳代の女性が、齢70過ぎの、しかも文字通り〝ボートピープル〟な老人に惚れるものでしょうか。そういえば担当医も協力的な警部も妙齢の女性。独居老人にとってパラダイスのような環境です。さすが監督&主役の役得ですね。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-31 00:19:58) |
10.残酷な死体を殊更に強調するところもなく良質なサスペンスだと思う。残酷シーンが嫌いだからサスペンス物は見ないけど、それさえなければ結構好きっという僕にはぴったりと言えるだろう。イーストウッドを映像で観るとこの頃神様のように思えてくる…。 【クルイベル】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-07 09:02:15) |
【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-21 14:42:38) |
8.(注意!:激しくネタバレしてます。未見の方が読まれると必ず後悔します。自己責任で読んで下さい) 地道な捜査を重ねて行くあたり、本物のサスペンスって感じでうれしかったです。こういうの書かせるとブライアン・ヘルゲランドはうまいですね。確かにツッコミどころもいろいろあって、冒頭、あのシチュエーションで犯人が逃げおおせたのは不自然だし、銃撃した車に逃げられても何のフォローもなし。あの車、早く警察で追跡しろよ。ラストだって、イーストウッドひとりで助けに行く前に、早く警察に連絡しろよって思ったし。しかし、全体としてはなかなかに上質なサスペンスだったと思います。心臓移植された元刑事というヘンテコな設定もちゃんと活きていて、イーストウッドが発作で死にはしないかと終始ハラハラしながら見ることができました。ジェフ・ダニエルズがよくないという意見もありますが、私はよかったと思いますよ。確かに後半、キ○ガイがバレた後の演技は月並みでしたけど、気のいいごくつぶしの演技はピッタリきてました。「Mrダマー」とか「スピード」とか、相変わらず相棒役が似合いますねと思いながら見てました。そのおかげでドンデンは結構衝撃的でしたよ。イーストウッドもこの意外性を狙ってキャスティングしたんだと思います。そして最後に残る印象は「ダーティーハリー6」。そう思えば、ジェフ・ダニエルズもスコルピオに見えてきます。 【ザ・チャンバラ】さん 7点(2004-09-10 23:34:51) (良:1票) |
7.私は単純な推理素人なので犯人はラスト近くまでわかりませんでした。 でもこの映画は犯人の残酷なやり口に怒ってくれと言っていた気がします。 被害者の姉妹とできちゃうってよくあるパターンですけど・・まぁいいか。 しかしクリントさんの中年太りは一寸だけイメージダウンでした。 あと私にはあの黒人の女刑事の発砲シーンがカッコ良かったです。 【ひろほりとも】さん 7点(2004-08-29 10:30:13) |
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6.老いてなお新境地を演じられるイーストウッドって凄い役者だね。心臓移植を絡めて見事にサイコサスペンスに仕立て上げられています。最後までドキドキしながら楽しみました。移植された心臓が壊れないかね。 【tantan】さん 7点(2004-08-18 18:08:53) |
5.伏線も上手く張られ、ハラハラさせるサスペンスもあり、意外な真相と犯人も(ある意味期待通りだけど)良くできていた。ミステリとして原作がよいのかな。もちろん渋いクリント・イーストウッドの存在感も魅力。 【きりんのめ】さん 7点(2004-05-19 11:40:07) |
4.心臓がどうとか以前に、こんな年配の人が走り回ったりして大丈夫か?と心配になった。犯人は分かりやすい気がするけどまぁよかったです。 【しずく】さん 7点(2004-03-15 19:36:52) |
3.冒頭の犯人を追いかけて金網よじ登ったりするイーストウッドを観て、おいおい大丈夫かよ~。無理するなよ~。とハラハラしてしまったが。しっかり犯人に追いつけるイーストウッドを見て、さすがだな、まだまだ現役!と思った。 【きのすけ】さん 7点(2003-10-19 09:53:15) |
2.僕は最後まで真犯人が分かりませんでしたので面白かったです。ただ、最近のイーストウッド映画に一言。老いは仕方ないけど、ジジイのくせにいつもヒロインとデキてしまうというのはなんとかならんのでしょうか? 【あおみじゅん】さん 7点(2003-10-17 15:28:35) |
1.ラストの締めくくり方は、いつものイーストウッド作品的通俗さで工夫が足りないが、心臓移植されたヒーローという着眼点が極めてユニークで、その孤軍奮闘ぶりはやはり彼ならではのもの。古い仕事仲間とのやりとりなどは、ダーティ・ハリー以来の伝統を継承しているし、逃げる車や新聞の束に銃をぶっ放すところなど、まさに歌舞伎の大見得を切るシーンそのもの。イーストウッドという役者としての年季が違うのだ。惜しむらくは意外でもない真犯人に魅力が欠けている点だろうか。 【ドラえもん】さん 7点(2003-02-01 00:44:41) |