マッチ工場の少女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マッチ工場の少女

[マッチコウジョウノショウジョ]
Tulitikkutehtaan Tytto
1990年フィンランド上映時間:68分
平均点:6.33 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
ドラマコメディ
新規登録(2003-07-27)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2015-04-15)【S&S】さん
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監督アキ・カウリスマキ
キャストカティ・オウティネン(女優)イリス
エリナ・サロ(女優)
エスコ・ニッカリ(男優)
脚本アキ・カウリスマキ
撮影ティモ・サルミネン
製作アキ・カウリスマキ
編集アキ・カウリスマキ
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3.まずじっくりマッチの製造過程を見せる。正しい入り方。それから天安門事件を告げるテレビのニュースの声、パンしてつけまつげを付けるヒロインに至る。この人の映画では『真夜中の虹』など、遠い国への憧れみたいなものがあり、今回も歌なんかで南米志向が伺えるんだけど、遠い国にも悲惨はあり(たとえば天安門)、その国の悲惨とこの国の悲惨とがちっとも触れ合えないでいることの悲惨(というより脱力感か)を描きたいんじゃないか。監督らしさは、たとえば男がイリスの家を訪問したときの気まず~い感じ、バーで男のコップの目の前で薬を入れるとことか、あそこらへんのユーモア感覚。会話がほとんどない。過剰に不幸を受け入れていくところにヘンな勢いが感じられ、毒薬を持って夜の公園を歩いてくる凄味など。暖かい国ではなく、寒い監獄へ、と。たしか『真夜中の虹』でも「悲愴」が流れた。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-10-30 09:27:19)
2.何だろう?この暗く悲惨で絶望的な話なのにそれを弾き飛ばしてしまう不思議な魅力に包まれていて見ていても単なる不幸、絶望感だけを感じさせずに見せてしまうこの監督の凄さ、主演の女優にほとんど台詞を言わせずに表情、それも無表情で語らせるという言葉になど出さなくても伝えられる。伝える方法があるんだよ!と何でも台詞で言わせてしまう説明的な駄目な今の日本映画に対して語っているようです。至ってシンプルで何がしたいのかさえ解らない複雑なだけの映画に対しても映画とはこうするものだと言っているようにも感じる。とにかく見ていてもけして、面白いとか楽しいとか大笑いするとかそういう映画ではないのに退屈せずに見られるのは監督の力量によるものと、この監督の映画は不幸の中にも何か希望若しくは映画的なカタルシスやユーモアを思わせるものが見える。同じ不幸な主人公を題材にしても「ダンサー・イン・ザ・ダーク」や「ドッグヴィル」の監督とは大違いである。
青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-09-06 22:00:29)
1.普通に作ったら、ドロドロの愛憎劇なんですけどね。例えば、何だか世界から大事なネジが一本抜け落ちちゃった感じですね。そのバランスの崩れ加減が、アレアレと、妙な可笑しさに繋がってます。思いもよらない変な味付けの料理みたいなもんで、沢山は食べられませんが、程よい長さの映画になってます(これで三時間くらいまったりとやられたらさすがにキツイでしょうなあ)。
鱗歌さん 7点(2003-08-31 01:30:33)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
214.76%
314.76%
414.76%
529.52%
6419.05%
7838.10%
829.52%
929.52%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.66点 Review3人
2 ストーリー評価 7.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review4人
4 音楽評価 8.00点 Review3人
5 感泣評価 3.50点 Review2人
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