1.一人の魔にとりつかれた男がとある村にやってくる。そこで奇妙な体験をするって話。わかりやすいエンターテイナーな吸血鬼映画が好きな人にはまったくもってオススメできない。まるで夢の世界、ってな感じで 途中から話がわかりにくくなる。どれくらいわからなくなるかとゆーと、100選DVDの冒頭解説の淀川さんが、DVDに収録されてるこの映画とあきらかに違った解説するくらいわからない。ただ、映像から伝わる不気味な雰囲気はかなりよい。釜をもつ男が鐘を鳴らすシーン、影が彷徨うシーン、主人公が幽体離脱するシーン、死体から見る風景、など、幻想怪奇って言葉がぴったりって雰囲気。途中何度も登場する吸血鬼を文字で解説するくだりも興味深い。吸血鬼が悪霊を倒すこともあるんだって。へ~。夢のような映画なので、途中ほんとうに眠ってしまう人も多いかもしれないが、短めなので、よく睡眠をとってから御覧あれ。