5.話の展開が読めないのが良い。集中してみていられました。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 7点(2021-10-05 16:37:47) |
4.ドッペルゲンガー。死を象徴する有名なホラー要素の一つ。いやしかし面白い。邦画はちょっと・・といった感じだったんですが久々にキマシタ。同監督作品ではCUREしか今現在見たことなかったのですが監督の作品は自分の好みであるかもしれません。画面は独特で間が良い。 【HIGEニズム】さん 7点(2004-10-23 23:53:08) |
3.黒沢監督作品の中でも万人向けでわかりやすい作り。それでいて黒沢監督らしさも十分出ているからイイ。序盤は興味沸く展開で期待を膨らませたんですけど、中盤からなにやら怪しい展開に・・・途中「ドッペルゲンガーは?」って思って見たりもしたが、中盤までのドッペルゲンガーがあってこその後半のロードムービー?が生きてきているんじゃないかなぁ~なんて勝手に納得してみたりする。お気に入りのシーンは勝手に部屋に上がりこんでカナヅチで殴るところ。というか「ボコボコ」と頭を殴る音。ヘッドホンしてこのシーン見ると「自分が殴られたらこんな音が聞こえるんかなぁ・・・」なんて思ってみたりした。 【カズゥー柔術】さん 7点(2004-07-28 00:40:12) |
2.当初は全く期待していなくて、単なる暇つぶしだったのですが、予想以上に良い出来でびっくり。気乗りしないお見合いに行ったら、相手の女性がかわいかった…そんな感じです(違。ドッペルゲンガーといえば芥川龍之介が有名ですが、彼自身、とある講演で「ドッペルゲンゲルに会ったことがある」と言っていたそうで、事実、その後、彼が自殺をしたことからも、直接的に「ドッペルゲンガー=死に結びついたもの」と考えるのが自然です(たしか河合隼雄の『コンプレックス』の中にも似たような記述があったような気が)。この映画の序盤「死の予感」から、または監督が黒沢清ということから「ホラーっぽい作品なのかな」と騙されてはいけません。実際はまったく違いますね。中盤以降の壊れっぷりをみると、やっぱり監督は一筋縄ではいかない人だなということがわかります。この壊れ方はある種、爽快ですよね。(作品の違いはあれど)『ソナチネ』には及ばないにしても『鮫肌男と桃尻娘』に近いかな。コダールの『気狂いピエロ』しかり、途中で一本ねじが飛んでしまう、いわゆる「壊れ映画」は個人的に大好きなのです。シリアスな作品テーマの中に含まれる、あまりにも場違いな壊れ方、ほんとうに、それは役者の演技からしても、笑ってしまう要素であるのですが、本当はその壊れる中にも、風刺であったり、比喩、社会批判など監督の主張があると思うのです。バカっぽさの中にもね。あと…永作博美って30過ぎているんですよね。それにも驚きです。いや、何でもない話です、えぇ。 【ひろすけ】さん 7点(2004-02-07 22:01:42) |
1.まさに黒沢清ベストアルバムって感じで、この人の作品を良く観てる人にはお馴染みのシーンが目白押し。個人的に大好きな「勝手にしやがれ!」シリーズのオフビートな雰囲気が全編に漂っていて良かった。ラストのPe'zの曲も"森のクマさん"とまではいかないが、マッチしていた。 まぁでも個人的にはそろそろ新しいものを見せて欲しいな、と。 【ナクサライト】さん 7点(2003-11-14 06:34:02) |