5.昔恋仲だったからって、そこまで支配されるなんてね、"beyond my controll!" ユマ=セシルも後に恋愛の駆け引きを覚えて醜くなっていくのでしょうかね。マルコヴィッチははまり役と思います、生え際もね(笑)衣装もすばらしいです。この時代に生まれても裕福すぎるのはどうでしょうかね、と勝手に思ってしまいました。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-15 17:20:38) |
4.フランス文学の伝統である自堕落な恋愛遊戯。 同じ原作を使ったファースとベニングの「恋の掟」もまた別な意味で艶かしいのだが、印象はこちらの方が強い。 マルコヴィッチは不思議とおフランスが似合い、TV「レ・ミゼラブル」ジャベールや「ジョニー・イングリッシュ」パスカルなど嫌ったらしいムッシュウを演じさせると最高の魅力を発揮する。 【レイン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-16 19:59:31) |
3.最初から最後までひたすらドロドロの世界ですが、こういうのはそれでいいのです。華麗な衣装、まわりくどい会話、何考えてんのか分かんない登場人物の行動、これぞ虚飾と欲得に満ちた頽廃貴族の世界。お見事です。登場シーンはむしろマルコヴィッチの方が多いような気もするが、画面にいなくても常に支配力を醸し出しているかのようなグレン・クローズの存在感が強烈。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2004-12-06 01:11:10) |
2.束縛されたくないけど、独占したい。独占されたくないけど、束縛したい。暇を持て余した男と女の見栄と虚勢は、いつの時代も同じかな。失って初めて気付く愚かさも、むしろ恋愛ゲームに徹していた方がなんぼかマシだけど、クローズとマルコビッチの、遊びに長けた中年過ぎだからこそ陥るジレンマは、「オバン、オジンが、何肩肘張ってんだよ」って感じが出てて、いっそ笑える。それにしても、「鳩の翼」でも思ったけど、清純な淑女が、ある一点を境に、あっという間に高級娼婦の顔になるって、なんだかなぁ。ファイファーの高潔さを際立たせる為とはいえ、女の立場としては、あんまり気持ちが良くないけど、そう思わせたユア・サーマンの表情の変化は見事。そんな中で、本作の救いは、キアヌ=ダンスニーの数少ない登場シーン。「ドラキュラ」でも、そう思ったけど、男と女が、欲望と策謀、好奇と打算でギンギンになっている中、ダンスニーが登場すると、ホッとする。マルコビッチが劇中で「純真な坊やだ」と言っている通り、「ああ、良かった。私、冷たいお水が飲みたかったの」っていう絶妙な登場には、救われる。それにしても、キアヌの純真さは、グラグラするくらい可愛い。コスチューム・プレイも、酷評されるほど似合わなくもないと思うけどなぁ。まあ、クローズのポンパドール婦人スタイルには、負けるけど。ラストは、化けの皮を剥ぐという意味合いなんだろうけど、結局、誰も幸福にはならなかっただけに、後味は悪いな。 【由布】さん 7点(2003-08-22 00:20:02) (笑:1票) |
1.とにかくストーリーがおもしろくて、続けて3回見ちまいました。どのキャラクターも、どの場面も、必要不可決で ラストもははぁそうなるかぁ。と、いろいろ楽しめる。この登場人物みんな、お友達になりたくないなぁ。 【丸子】さん 7点(2003-05-02 02:20:05) |