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太陽は夜も輝く

[タイヨウハヨルモカガヤク]
Il Sole Anche di Notte
1990年西独上映時間:112分
平均点:4.71 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ドラマ歴史もの小説の映画化
新規登録(2004-01-13)【fero】さん
タイトル情報更新(2012-10-07)【S&S】さん
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監督パオロ・タヴィアーニ
ヴィットリオ・タヴィアーニ
キャストジュリアン・サンズ(男優)セルジョ神父
シャルロット・ゲンズブール(女優)マチルダ
ナスターシャ・キンスキー(女優)クリスティーナ
リューディガー・フォーグラー(男優)シャルル三世
マルガリータ・ロサーノ(女優)セルジョ神父の母
原作レフ・トルストイ
脚本パオロ・タヴィアーニ
ヴィットリオ・タヴィアーニ
トニーノ・グエッラ
音楽ニコラ・ピオヴァーニ
撮影ジュゼッペ・ランチ
あらすじ
田舎出身だが士官学校でも抜きんでた才能を持つセルジョ男爵(ジュリアン・サンズ)は、シャルル三世から抜擢されて副官となる。しかしセルジョの家柄の低さが問題になると考え、王は公爵の娘クリスティナ(ナターシャ・キンスキー)と結婚することを命じる。政略的な結婚であるものの、クリスティナはセルジョの理想の女性であった。クリスティナを愛するセルジョ。しかし式の前日、クリスティナは、自分が昔王の愛人であったことを告白する。打ちひしがれたセルジョは、副官の職を投げ捨て、聖職者として生きる事を誓う。
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1.冒頭から寓話精神で始まる。樹の下の少年がおいでと呼びかけると、花びらが手のひらに舞い降りてくるの。有名俳優をけっこう使って、ミュージカル性も添えた。音への配慮がいつもどおり素晴らしく、衣擦れの音と雨の音が競い合ったり、羊の鳴き声の使い方とかいい。広い池は出たが海は出なかったな、この監督フェリーニと同じで海好きかと思っていたけど。これ主人公の三人の女性遍歴ものと見ることも出来そう。彼にとって真っ当な夫婦こそが、最大の憧れの対象だったのでは。他人に利用されることに極端に敏感に反発を感じてしまう主人公だったのが、修道士になっても心の平安が得られず、つまり自尊心が強すぎるという罪の保持者なんだろう。それが村人たちに善意の手助けをする生活で救済されていく、って話なのか。神様って、人に使われるのがヤな人が代わりに必要とするものなのかもしれない。この主人公、そういうことでずっと疲れている印象がある。この監督は俗人たちの話のほうが合ってると思う。「標高」の高い映画で、空気は澄んでいるけど、低地の俗人たちの俗な世界のほうが懐かしくなる。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2014-01-25 09:41:45)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 4.71点
000.00%
100.00%
200.00%
3114.29%
4228.57%
5342.86%
600.00%
7114.29%
800.00%
900.00%
1000.00%

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