2.「少林サッカー」「カンフーハッスル」でお馴染みのチャウ・シンチー主演のラブコメ・アクション・ハイテンション・バカ時代劇。冒頭から人間を墨汁まみれにして筆にしてしまうバカバカしさ満点のギャグ、”手羽先の歌”の下らなさから大爆笑です。
チャウ・シンチーは勿論素晴らしいのですが、もう一つ特筆すべきは僕が大好きなコン・リーですよ!
この頃にはチャン・イーモウやチェン・カイコーといった巨匠の傑作に立て続けに出ていた彼女。本作前後の彼女の出演作を見ると本作が物凄く異様に際立っています。何故コン・リーが本作に出たのか?いや、なぜコン・リーを起用してしまったのか?しかし、結果的にこれが大正解で、コン・リーを見てキュートで可愛いと思ったのは初めてかもしれません。
アホな世界観を演出する音楽もイイ感じ。いやいや、笑わせてもらいました。それだけで十分の映画です。