15.戦闘シーンの無いベトナム戦争映画。唐突感・違和感あった爆破テロですが、米軍の情報操作(何時の時代、何処の国でも行われている事を実感)とベトナムに対する正義の押しつけ上から目線を浮かび上がらせる不可欠なシーンだったところに脚本の見事さを感じます。スタンダップコメディアン出身ロビン・ウィリアムズ本領発揮のマシンガントークとトラックの兵士を見送る「絶対生きて帰って来いよ」との思いが滲む眼差し、共に忘れ難い名演です。フォレスト・ウィテカーも安定の名脇役振り。良作です。 |
14.どこまで台本があり、どこからがアドリブだったのだろう?“グーッモーニン!ベットナーーーム!!”から繰り出されるロビン・ウィリアムスの至芸。 彼が早口で連発するアメリカン・ジョークの面白さ理解するのは字幕では限界があると思います。でも、ジョーク内容云々よりも、声色を変え、微妙にテンションを変えながら怒涛のように繰り出されるロビン芸は凄いの一言です。 「プラトーン」がその代表作になると思いますが、ベトナム戦争をリアルに伝えようとしたアメリカ映画が次々誕生したこの頃にあって、異色の存在である本作。 しかしクロンナウアーと、あるベトナムの兄妹との関係などを通して見えてくる戦争の虚しさ、アメリカの傲慢さ。サッチモが歌う“what a wonderful world”を背景に挿入されるベトナム戦争の風景があまりにも悲しい。戦争の悲惨さを伝える直接的な描写は控えられながらも、戦争の虚しさを感じずにいられない作品です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-29 21:35:04) (良:2票) |
【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-03 00:20:45) |
12.学生のとき見た印象では面白い映画とは思えなかった映画なのだが、今見直すと不思議と面白いと思う自分がいる。爆弾テロ犯の「あなたたちから見たらテロでも、私たちからみれば自衛だ!」とのセリフを今のイラク情勢と重ねてみてしまったせいかもしれない。 【クルイベル】さん 7点(2005-01-11 13:11:27) |
11.戦場に行く者、今戦場で戦っている者達のラジオのDJ、それがロビンだ。もしかしたら死ぬかもしれない者達に聞かせるラジオは、ロビンのマシンガントークどんだけの人に笑いと勇気を与えていたかと思うと、素晴らしい職業だと思った!! 【はりマン】さん 7点(2005-01-09 23:27:26) (良:1票) |
10.一個人では出来る限界のことがある。どんなに破天荒なDJっぷりで米兵の心を癒しても、それはベトナム人たちにとっては人殺しを助長する行為でしかない。最後の最後で明かされる真実の前に、黙って帰ることしかできなかったクロンナウアに、人間臭さを感じた。 【ライヒマン】さん 7点(2004-06-06 22:21:31) |
9.そうかー、バリー・レビンソンだったのか。私はほとんど終始一貫、この人の作品は好きかもしれない・・と今頃気づいた。 この映画のセリフは英語にうとい私には字幕以上のことはほとんどわかっていなくて、それは半分くらい理解できてないのと同じだろうと思うけど、英語が出来るにしたって人によってレヴェルはまちまちなんだから、そんなことはどうでもいい。 本作での、知らなかったかもしれないけれどここにこういう人たちがいて、そしてこんなことがあったんだよ、という語り口は、わるくなかったと思う。 2004年現在のイラクの状況のことを思うと、映画というものの限界性も感じないではいられないが、しかし、2003年初頭に実は本作はNHK教育テレビで放映されたのだという。 私は「マーズ・アタック!」をやはり同時期にNHK教育で見たのだが、「やるじゃんNHK」と思った私の直感はやはり当たっていたような気がしないでもない。 歴史の表舞台はときの権力者がつくっていくものだが、本当に社会を支えているのは無名の多くの個人だ。みんな、自分の立場でできることを精一杯やっているじゃないか。或いは、それが捨て石に過ぎなくても、一人一人の存在は大きいじゃないか。この映画はそういうことを言いたかったのかなと思う。 ロビンが今よりとっても初々しくて(ま当たり前か)、そこもよかったと思います。 【おばちゃん】さん 7点(2004-05-28 01:54:37) (良:1票) |
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8.「ベトナム戦争帰還兵に対するオマージュ」というぐるぐるさんの観方 に賛成。話芸は重要だが,この映画のキーではないと私も感じた。また,それとは別の視点からこの映画を切り取ったanemomeさんのレビューがユニークだと思うのでちょっと一言。氏の文脈で言えば,この映画以降,戦争モノのテーマは「第二次大戦悲話」にシフトしていったと私は思う。品のない言い方だが,この映画は「ネタ」という意味では行き着くとこまで行った作品で,私は映画の良し悪しよりも,新鮮なネタを探していかなければならない商業映画の業みたいなものが気になった。第二次大戦ブームも一段楽した今,スタンスは違えど「笑い+戦争」というくくりでは同じといえる「ライフ・イズ・ビューティフル」のような映画が出現するのも当然なのかも知れない。 |
7.結構評価低いですね。ヒューマニズムとナショナリズムについて考えさせられました。 |
6.どんな状況でもユーモアを忘れないという態度がすてきです。ロビン・ウイリアムズにぴったりの役ですね。。戦争映画なのに全く暗くなく、しかもちゃんと言いたいことを伝えられている所がすごいと思います。あと、ベトナム人の女の子も可愛かったです。 【しゃぼんだま】さん 7点(2003-11-01 19:09:22) (良:1票) |
5.英語のギャグがもっと理解できれば,もっともっと楽しめたのかも。学生時代にもっと英語を勉強しておくんだった。(学校の英語教育じゃ無理か?) 【北狐】さん 7点(2003-08-01 14:21:35) |
4.Louis Armstrong の"What A Wonderfull World"、これでしょう。この曲が流れている時の爆撃やらベトコン容疑者の処刑やらのシーンが一番印象に残ってるし、この映画の主題だと私は感じました。確かにDJのシーンは米語を母語話者としない自分にはよくわからなかったけど、まぁあーゆーところは雰囲気さえわかれば良いかな、と思ってます。立派な反戦映画です。本国のアメリカ人たちもそう受け取ってくれれば良いんだけど。それだけが心配。「あのころは仕方なかったんだよ」ってメッセージをメインに受け取ったりしてないだろうな、おい。 【S・R・カーン】さん 7点(2003-04-20 07:34:35) |
3.ロビンのDJ役、合ってたと思います。映画自体にあまり魅力は感じなかったけれど、ロビンの演技は自然な感じで良かったと思いますよ。かなりの悪評もあるけれど、そこまで叩かなくてもいいんじゃ…? 【SAEKO】さん 7点(2003-01-30 05:56:14) |
2.佳作だと思います。ベトナムでの"警察行動"に関してはいろいろと言われていますので省略しますが、国家権力が本腰を入れて何かをしようとするとき、その前で一個人ができることには限界があるということの典型でしょうね。自分ができる範囲で何をするか、それを考えさせられる映画だと思います。 【オオカミ】さん 7点(2002-08-13 13:27:49) |
1.何と言ってもロビン・ウィリアムス故に,例のマシンガントークに大いに期待したのだが・・・。少なくても前半のしゃべりは半分も理解できず(勿論私の聞き取り能力と知識不足のせいだが),正直言ってもう見るのを止めようかとも思った。ただ,ヴェトナム人との交流のシーンが楽しく印象的だったので,惰性で見ているうちにがらりと局面が変わり,ストーリーが動き出してからは,集中して見ることができた。しかし,米軍は南ヴェトナムでの文教政策をどれぐらいやったのか?思った。この後のサイゴン陥落(1975年)を経て,米兵と接してきた人々は,過去に対してどんな感慨を抱いているのだろうか・・・。 【koshi】さん 7点(2002-01-12 14:35:55) |