13.チャップリンの老いと愛をテーマにしたロマンチックな喜劇だとおもいます。 年を取ると共感してくる部分もより出てくるのかな。 人間は老いには勝てません。必死に彼女を生きてもらおうと応援していく姿はできそうでできないこと。 |
12.名作なのだろうが、チャップリンの他の作品以上のものとは思わない。私自身が中盤の帰ったお客と同じレベルだからなのだろうか。だけど、「テリーのテーマ」は名曲だと思う。あのもの悲しい哀愁に満ちた美しい曲は忘れることができない。ところで、チャップリンが左利きだということは以前から気づいていたけど、ヴァイオリンも左手で弾いているのにびっくり。あのヴァイオリンが左利き用に作られていたとしたら、質に入れるのにはもったいないほどの高価なものだと思うけど・・・。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-16 22:44:30) |
11.カルヴェロとテリーの励まし励まされの関係は美しい。生きること、老いることについて考えさせられた。バスター・キートンとの共演も実現し、まさにチャップリン映画の集大成。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-16 20:01:00) |
10.人間とは、自分のためで無く人のためでこそ頑張れる、という想いを強く感じました。ラストシーンのカリベロの芸は最初始まった時は「長いなぁ」と思って見てましたが、途中からは一変。食い入って見てしまいチャップリンが何故「喜劇王」と呼ばれているのかが分かりました。凄く力強い気持ちが画面を通して伝わってきて、それと同時に「8時だよ全員集合!」のドリフの凄さを何故か思い出してしまいました。切ない気持ちになれる良い映画とは思いますが、「もう一度見たい」とは思えない点でこの評価です。 【エルキュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-11 17:57:10) |
9.応援するチームで毎晩四番を打っているのが当たり前だった選手が、怪我で出たり出なかったりとなり、しばらく一軍では姿を見なくなり、最後の引退試合・・・みたいな感じでしょうか。この人の凄さというのは、結局最後の片足コントのような身体を張った「技術」に尽きるのでしょうね。 【マー君】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-24 15:31:10) |
8.”人生は素晴らしい”と語りながらも自らの栄光は戻らない。手を差し伸べたテリーが成功していく傍らでのカルヴェロはとても悲しくもありました。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-13 13:22:23) |
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7.チャップリンの老け具合にまずびっくり。歳月とともに哀しみをいっぱいしょってるチャップリンの心の内を見せられたようで、見ていてとても哀しくなりました。ドタバタ喜劇だと思って借りてきたので、ギャップがあり余計に哀しみを感じました。こんなに心の中を見せられたような気持ちになる映画ははじめてでした。 【杏と蛍】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-03 15:12:09) |
6.チャップリンほどの天才でもこうなってしまうのか、天才だからこそここまで考えてしまうのか。とにかく老いの寂しさ、絶望、妙なプライド、自信喪失等、年を取るのが嫌になるほど後ろ向き。心に残るセリフはいくつかありますが、そもそもここまで自分を語りたくなるという事実が老いの怖さを証明している。とても鬱な気分になった。 【ラーション】さん 7点(2004-05-13 15:42:32) |
5.チャップリンの集大成といっていい作品ですね。正直いって笑えるかというと、チャップリン作品の中で唯一この作品だけは笑えなかったんですが物悲しくも温かい物語や名言の宝庫として本作は好評価です。昔の作品に比べて動きやパワーがダウンしているのが年老いたチャップリンの人生そのものを語っているようでストーリーに不思議な説得力があります。この作品は数あるチャップリンの名作を観た後に鑑賞するのが正解ですね。 【たにっち】さん 7点(2004-03-21 22:59:31) |
4.カルヴェロはときおり過去の栄光を夢に見てしまう。自分が一番良かった時の事って忘れられないものですよね。作品の終盤で「過去を振り返らず前に進まなければならない」というような台詞が有ります。“人は常に諦めることなく向上心を持ち、自分らしく生きる”という事がいかに大切なのだということをメッセージとして伝えています。チャップリンの作品の良いところは、台詞の一つひとつに風刺の効いた面白さが有り、人生哲学的な重みがあるというところだと思います。 ただものでないコメディアンですね。 【おはようジングル】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-02-08 17:41:15) |
3.主人公カルベロに、思いっきりチャップリン自身が投影されていますね。台詞にもチャップリンの本音と思えるものがいくつもあって「ジョンの魂」ならぬ「チャップリンの魂」とも呼べるような赤裸々で生々しい作品だと思います(あるいは「チャップリンの『生きる』」か?)。最後のチャップリンとキートンの共演シーンは面白いとか面白くないとかそういうことではなく、ある種鬼気迫るものがありました。ちなみに宮崎駿はこの映画を評して「若い頃に観た時は『ジジイのナルシシズム』と思ってたけど、今は自分がジジイだし、違う見方ができると思う」と言っていました。僕もジジイになったらまた観てみたいです。 【ぐるぐる】さん 7点(2003-11-14 16:47:04) |
2.初めて見たチャップリンの映画です。こんなせつないストーリーだなんて知らずに見ました。。バスターキートンがいつ出てくるかいつ出てくるかとそればかり気になってしまった。。しかも出てきたのにしばらく気がつかなかった。。。チャップリン映画の一発目にこの作品を見た事が良かったのか悪かったのか分かりませんが、とりあえず、チャップリンの他の作品も見てみたいと思わせた映画であった事は確かです。 【jons】さん 7点(2003-05-19 14:45:08) |
1.自分はチャップリン映画を語る資格はないっす。これがチャップリン映画だ! なんて言うのもちょっと違うと思うし…。 【ヌリ】さん 7点(2003-02-19 14:08:05) |