初春狸御殿のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ハ行
 > 初春狸御殿の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

初春狸御殿

[ハツハルタヌキゴテン]
1959年上映時間:84分
平均点:6.18 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(1959-12-27)
コメディファンタジー時代劇ミュージカルシリーズもの動物もの
新規登録(2004-05-10)【やましんの巻】さん
タイトル情報更新(2021-01-11)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督木村恵吾
キャスト市川雷蔵(男優)狸吉郎
若尾文子(女優)きぬた姫/お黒
勝新太郎(男優)栗助
菅井一郎(男優)泥右衛門
中村鴈治郎(二代目)(男優)家老狸右衛門
嵐三右衛門(男優)用人狸十郎
楠トシエ(女優)老女狸路
トニー谷(男優)奥番狸六
水谷良重(女優)腰元おはぎ
近藤美恵子(女優)第一の姫
金田一敦子(女優)第二の姫
中村玉緒(女優)第四の姫
仁木多鶴子(女優)第六の姫
毛利郁子(女優)河童おぴよ
真城千都世(女優)腰元かえで
江戸家猫八[三代目](男優)泥右衛門乾分狸松
左卜全(男優)善六
三上哲[男優](男優)
和田弘とマヒナスターズ(男優)
脚本木村恵吾
音楽吉田正
撮影今井ひろし
製作三浦信夫
大映(大映京都)
企画山崎昭郎
配給大映
美術西岡善信
上里義三
編集菅沼完二
録音大谷巖
照明岡本健一[照明]
その他IMAGICA(現像)
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想(7点検索)】[全部]

別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
4.歌と踊りが理不尽に展開する、インド映画もびっくりの、おバカさ爆発ミュージカル。絢爛豪華なスタジオセットを舞台に、雷蔵が、眠狂四郎の対極を行く超サワヤカさ、その薄っぺらい(?)美しさに、心からウットリすべし。ついでに勝新まで美しかったりするんだ、これが。で、↓皆さん誰もが言及せずにはいられないのがメス河童、わたしゃ、子供のころ胸をときめかせた(?)キザクラのCMを思い出しますが。というわけで本作、うーむ。これぞまさに、古き良き時代の、映画の醍醐味ってやつか。ついていけん。ははは。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-04-26 09:11:42)
3.人間役は、出演の中で一番人間ばなれしている左卜全だけであった。ミュージカルといっても見どころはレビューショーで、別に映画であることを活用してはいないが、日本各地の民謡を狸うたにして巡ったり、チョーチンがいっぱい出てきて、ステージ階段があって、っていうあのレビュー的晴れやかさがたまらない。理屈抜きでシアワセになれる。後のほうでマヒナスターズが出てきて、なにやら脇で妖艶な女狸が大うちわをヒラヒラさせてるとこは慄えた。この題材の自在さ、セットの作り物の楽しみ、が今の映画には欠けていると思った。清順がちょっと復活してくれたけど。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2008-10-29 12:11:03)
2.まずはレビューを始める前に「テレビ東京さん、ありがとう!」こんなレアな作品を新春に放映してくれるなんて、さすが「オクトパス」をゴールデンタイムに2回も放映するだけのことはありまする(笑)。ここは敬意を込めて「東のサンテレビ」と呼ばせて頂きましょう(ただ、欲を言えばもう少しコマーシャルを入れるタイミングを考えて欲しかったな・・・)。さてさて、大映では戦前戦後を通じて「狸もの」と呼ばれるジャンルの作品を次々と発表していたそうで(今度鈴木清順がチャン・ツィイー主演で「オペレッタ狸御殿」という作品を発表するのだとか。楽しみ)、これもその一つ。内容は、やましんさんの仰っている通り、豪華スター競演の実に無邪気で明朗快活なお話。尚且つ美術セットの鮮やかな色彩も目に楽しいし、若尾文子と市川雷蔵のキスシーン(一度目は扇越し、二度目は波打つ水面に映させている)もイキな感じ。それとやましんさんが懸念(?)されてるメス河童のびーちくですが、あれはどうもスパンコールかなんかを貼っているような気配で、何だか「女子フィギュアスケートの衣装が大胆な露出で一瞬うぉう!と思ったら実は肌色の生地でがっくし」みたいな感がなくもないけど、あれはあれでギリギリ健康的なお色気ってことでなかなか良いです。つまりは、新年に無邪気に楽しめる作品。ただ、これは邪推ですが、あの「自分が狸であることを恥じて人間の姿でいようとするキヌタ姫」ってのは、当時の日本人の欧米(というか、アメリカ)に対するコンプレックスのメタファーではないかなーと、ちょっと思いましたです。だっていまだに「日本人離れした」という言葉は「ほめ言葉」として使われてるもんなあ・・・ま、これは野暮な余談でした。
ぐるぐるさん 7点(2005-01-04 17:09:16)
1.すでに『祇園囃子』と『赤線地帯』という溝口健二晩年の傑作で、すれっからしの現代っ娘ぶりを見せつけてくれた若尾文子が、なんと純情可憐なおぼこ娘と、ちょいとわがままだけど根はやっぱり純な姫君の二役を演じるなんて! しかも、どちらもその正体はタヌキ!! …まさに、見ているこちらが“化かされた(笑)”思いであります。でも、この奇天烈な「和製ミュージカル・コメディ(!)」の魅力の大半は、彼女の見事なカマトト演技と、市川雷蔵のこれまた呆れたくらいのバカ殿…もとい若殿ぶりにあること。さらにふたりを囲む芸達者な名優たちが、思う存分の怪演ぶりを見せてくれることにあるのは間違いないところでありませう。こ~んなにクダラナイ(失礼!)内容に、これだけの役者やスタッフが揃っているってことにも、「日本映画の黄金時代」だけに許された“贅沢さ”や“矜持”が感じられる。…やはりぼくたち映画ファンは、生まれる時代を間違えたのかもしれないなぁ。あと、これは余談だけど、映画の中に出て来るメス河童たちって…トップレス!? だったら、まさに小島功のマンガそのまんまやん♪ とっても気になります。艶っぽいです。いいねぇ~(笑)。
やましんの巻さん 7点(2004-05-14 21:12:26)(笑:1票)
別のページへ(7点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.18点
000.00%
100.00%
200.00%
319.09%
400.00%
519.09%
6327.27%
7654.55%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 Review0人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS