愚か者の船のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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愚か者の船

[オロカモノノフネ]
Ship of Fools
1965年上映時間:149分
平均点:7.12 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
公開開始日(1966-10-05)
ドラマモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2004-02-10)【ぐるぐる】さん
タイトル情報更新(2017-06-13)【S&S】さん
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監督スタンリー・クレイマー
キャストヴィヴィアン・リー(女優)メアリー・トレッドウェル
シモーヌ・シニョレ(女優)伯爵夫人
オスカー・ウェルナー(男優)船医ウィルヘルム・シューマン
リー・マーヴィン(男優)ビル・テニー
ホセ・ファラー(男優)ジーグフリート・リーバー
エリザベス・アシュレー(女優)ジェニィ・ブラウン
ジョージ・シーガル(男優)画家デイヴィッド
マイケル・ダン(男優)カール・グロッケン
ハインツ・リューマン(男優)ジュリアス・ローウェンタール
リリア・スカラ(女優)フラウ・ヒュッテン
ギラ・ゴラン(女優)エルザ・ルッツ
アルフ・ケリン(男優)フライターク
原作キャサリン・アン・ポーター
脚本アビー・マン
音楽アーネスト・ゴールド
挿入曲ヨハン・シュトラウス2世「ウィーンの森の物語」
撮影アーネスト・ラズロ
製作スタンリー・クレイマー
配給コロムビア・ピクチャーズ
特撮アルバート・ホイットロック
美術ロバート・クラットワージー
ジョセフ・キッシュ
衣装ジャン・ルイ〔衣装〕
ビル・トーマス
あらすじ
暗雲立ち込める1933年、メキシコのヴェラ・クルスからドイツのブレーメルハーフェンに向かって出航した一隻の客船。偶然に乗り合わせた様々な人生を抱えた乗客たちにより繰り広げられる愚かしくも何処か可笑しい群像劇。オスカー撮影賞・美術監督賞(モノクロ部門)を受賞。
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3.堪能しました。このグランドホテル形式の群像劇作品をたとえていうなら、豪華な具がてんこ盛りの美しいちらし寿司のようです。どこをとってもおいしい。たくさんの人々やエピソードもそれぞれが立ち上がり、混乱することなく人間模様が浮かび上がります。どこに惹きつけられるかは様々でしょうが、私はシニョレの伯爵夫人と船医の恋の進展に一番胸がキュンとなりました。ビビアンが階段下で唐突に踊りだすのもびっくり。晩年の幸せではなかった彼女の人生を思うと、この笑わない冷めたような役柄が遺作というのもしみじみと感慨深いものがあります。出演者たちが次々と下船してくる演出もエンドロールの挨拶のようで面白い。船中でユダヤ人がその後の迫害を知るべくもなく、ドイツに住むユダヤ人は何百万人もいるんだぞ、といって杞憂を笑い飛ばしたのに家族の再会を喜ぶ彼の前を横切るナチス党員を登場させるうまさ。愚かな人も多い中で犬のために死んだ彫刻家のエピソードは際立って美しく見える。ほんとに見所が盛りだくさんの作品です。
キリコさん 8点(2004-02-21 12:53:27)(良:5票)
2.数日前にウチの二歳のやんちゃ姫にビデオデッキを壊された。修理に出すとへちょちょ様のプロフィールにてご推薦の今作放映に間に合わない。おそらくその日は飲みに行く。(飲みに行った。)いっそのことBS対応のものに買い換えを進言すると半分出せと。絶句!..でも買って良かった。なんといっても巻き戻しの速いのなんの..ってビデオデッキのレビューしてどうすんの!いやホント良かった。私も食事のシーンで画面の奥のビビアン・リーを発見してから後ろの方ばかり見てました(笑)。登場人物の多い作品では全てのキャラクターを描ききるのに結構苦労が見えたりするのだが、今作はいとも簡単に描ききっているように感じる。へちょちょ様のおっしゃられるように主役級の俳優を特別扱いしなかったからなのでしょう。これだけの登場人物を追っかけるのに疲れないのがなによりいい。うわべではわからない愚か者っぷりが見事にさらっと描き出されている。今作を推薦してくださったへちょちょ様はもちろんのこと、やんちゃ姫にも是非言いたい。ありがとう!
R&Aさん 8点(2004-02-16 11:05:48)(良:2票)(笑:1票)
1.(林家こん平風に)アッシにゃあ、むつかしいコト(↓)はよく分かりませんが、面白かったすよ。群像劇って登場人物を把握するのが大変でちょっと苦手なんですけど、ストーリーが進行するに従って、各人物の背景が少しずつ明らかになる過程がとてもスリリングでやんした。しかも1933年という時代設定の中、冒頭に登場する小人症の男や、やや陰のある船医、反ユダヤ主義の好色なジャーナリスト(だっけ?)などなど、ここに書ききれない程の登場人物達が織り成す豊かな人間模様は、まるで深みのある極上ワインを味わうようでごんす(飲んだことないけど)。個人的には、海に落ちた犬を救おうとして命を落とした貧しい彫刻家のエピソードが好きっす。
ぐるぐるさん 8点(2004-02-15 22:10:09)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 7.12点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4211.76%
500.00%
6317.65%
7423.53%
8529.41%
9317.65%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

1965年 38回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞オスカー・ウェルナー候補(ノミネート) 
主演女優賞シモーヌ・シニョレ候補(ノミネート) 
助演男優賞マイケル・ダン候補(ノミネート) 
撮影賞アーネスト・ラズロ受賞白黒
美術賞(白黒)ジョセフ・キッシュ受賞 
美術賞(白黒)ロバート・クラットワージー受賞 
衣装デザイン賞(白黒)ジャン・ルイ〔衣装〕候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞(白黒)ビル・トーマス候補(ノミネート) 
脚色賞アビー・マン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1965年 23回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)シモーヌ・シニョレ候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)オスカー・ウェルナー候補(ノミネート) 

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