5.子供の頃からのユメ。潜水具つけて海底をテクテク歩いて、太平洋横断とかしたら、スゴイだろうなあ、と。こんなヘンテコな生き物や美味しそうな魚に囲まれて、ウヒョウヒョ。基本的にこういう映像を観るのは大好きなので、無条件に嬉しくなってしまう作品。スローモーションやら早回しやら、後付けの効果音やら大袈裟な音楽やら、いかにも「狙ってる」みたいな感じが多少ヤな感じ、「自然」を「不自然な」見せ方で喜んでる、という面は確かにありますが。しかしまあ、これは、「自然のあるがままの姿」、というよりは、それを人間が「観る」ことを前提にした、「驚異」とか「脅威」とかを表現した映画ですね。「コワイ」「キモチワルイ」「キレイダナア」「コレハビックリ」とかいう素直な感覚、そして、それを「観る立場」という体験。さらにはご丁寧にも説教くさいナレーション。うーむ、アレコレ書いてると、だんだんダメな映画のような気がしてきましたぞ(笑)。まあ、ひとつの貴重な非日常体験としての映画、ということで。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-04-15 19:11:02) |
4.基本的に好きです、こういうの。 なんとも凄い映像が続くのだけど、ばらばらの映像を集めた割には1つの作品としてもきっちり仕上がっていると思った。シャチがすげぇ 【じゃん++】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-04-15 09:05:09) |
3.当たり前の事だが、地球上の全ての生き物は食って食われる、という食物連鎖の宿命から逃れられない。「食べる」すなわち「生きる」とは他の生き物の命を貰っている、という事なのだけれど、スーパーに行けば既に加工済みの「食料」が溢れていて、自らの命の糧となるモノの命を絶つ、という行為をしないで済んでいる現代でその事を自覚するのは難しい。この映画ではそういった、我々が忘れてしまいがちな事実を突きつけてくる。登場する生き物たちは食う方も食われる方も必死で、一般に「美しい」とされるサンゴですら、自らの存亡を賭け、必死の戦いを日夜繰り広げている。時に目を覆いたくなるようなシーンもあるが、食う方、食われる方、どちらが良い、悪いということではない。それが「生きる」ということなのだ。毎日大量の「食べ残し」を「ゴミ」として排出する飽食社会に暮らす人間が、子クジラの下あごと舌だけを食らうシャチを「残酷だ」などと果たして言えるのか?この作品は決して「癒し」の映画などではない。我々に「生きる」事の何たるかを突きつける作品だ。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-10-15 18:16:51) (良:1票) |
2.雑誌や見た知人の評判が良すぎたせいか満点とまではいきませんでしたが、確かの凄い映像の連続。海だって陸と同じように弱肉強食の世界。でもそれが今まではなかなか映像に収められなかったんでしょうね。陸とは比べものにならない撮影の苦労話が載っているプログラムも必見。残念なのは、海溝のシーンがCGっぽいのと、各シーンのロケ場所が不明なこと。日本も含まれているそうですが、みんなが押しかけて自然破壊になるとでも思ったのかな? 【あおみじゅん】さん 8点(2004-08-25 14:36:53) |
1.ドキュメンタリー映画を初めて映画館で見ましたが、そこに有る現実に驚くばかりです。イワシ?の群泳、それに群がる鳥や鯨の荒々しさ、海底火山の熱で生きる生物のたくましさ、海底に敷詰められた珊瑚の美しさ、小鯨を襲う鯱の冷酷さ、等々どの場面を見ても凄いの一言です。只、7000時間を撮って90分そこそこでは物足りない。もっともっと見てみた気になりました。 【みんてん】さん 8点(2004-08-07 13:34:19) |