7.ハワード・ヒューズには前から興味はあったのですが、奇人変人の大金持ちというイメージしか持っていませんでした。この映画では、人前から姿を消す前の飛行機と映画に情熱をささぐヒューズを描いています。かなり長い映画ですが私は退屈もせず、予想以上に楽しめました。ディカプリオはこれでアカデミー賞が取れなければ今後も無理では...と思わせる熱演です。スコセッシの熱心なファンではありませんが、タクシードライバー以来の感動作です。 【仏向】さん [地上波(字幕)] 8点(2007-04-27 12:43:22) |
6.ハワード・ヒューズの事は少しは知っていましたが、これほどまでの人だったとは! と、楽しく観る事ができました。 自分もこんなに金持ちだったらなぁ~。と妄想できましたし、今後も妄想遊びを楽しめる映画です^^; 長い映画ではありましたが、私はもっと長くても問題ありませんでした。ハワード・ヒューズが亡くなるまで描いて頂いても問題なかったです。 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-16 20:17:09) |
5.ハワード・ヒューズの凄まじいまでの生きるパワー、カリスマ性、時代の寵児となるもやがて精神を蝕んでいき、スキャンダルに翻弄される様を、スコセッシはゴージャスな映像、テンポのいい演出で169分の長丁場を全く飽きさせずにまとめ上げた。さすがだ。ディカプリオは童顔でヒューズ本人とはあまり似ていないので、これはミスキャストではと思ったが、素晴らしい演技力でそんな杞憂も吹き飛ばしてしまった。やはり彼はただ者ではない。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-09-02 15:46:54) |
4.恐れ多くも、主人公と今の自分を比較しながら見てしまった私ですが、この世に同じ生を受けたにもかかわらず、こうも違うものなのか?と上映中は結構鬱になりましたが、映画館を出るときは「俺もちょっとガンバロウかな?」と何故かちょっと前向きになれる作品でした。評論もいいんですけど、折角の伝記モノですから主人公の生き様やメッセージに何かを感じられるかどうかで3時間の充実度も変わると思います。 |
3.ものまね大会?(笑)とはいえ、ディカプリオはよかった。初めて「うまい!」と思った。ケイト・ベッキンセールは、いさましい女の役をやらせるとうまいんだけど、女らしい役は…うーん。ボロボロのヒューズのヒゲを剃ってやるシーンとかは、キリッとしててハマッてたと思うけど。今後もいさましい役で頑張ってほしい。映画自体は最後まで飽きずに観れた。裁判も、カットは割と単調だけど中身がエキサイティング!あと栄華を極めた人の映画って、だいたい最後はボロボロに落ちぶれて終わって、映画館出るときドンヨリした気分になるけど、ハワード・ヒューズは強かった!後味の良さに拍手! 【エムラ兄妹】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-25 21:45:57) |
2.ハワード・ヒューズって、日本人にはあまり関係がなくて、それほど興味や関心が持てる人物っていう印象もあまり持てなかったんだけど、自分の好きなこと(航空業や映画作り)に財産を派手に使い尽くして、結果、歴史に残るような作品を残したり、精神障害で長い間閉じこもっていたりしたところは、何だか、ドイツのノンシュバンシュタイン城を作った皇帝(ヴィルヘルム二世だったか!?)を連想したな~。あとは、ケイト・ブランシェットが演じたキャサリン・ヘプバーンが印象強くって、実際にどんなふうな人だったのか知りたくなった。トリビアネタですが、確かじゃないんだけど、彼女の父親かおじいさんだかが言語学者で(父親は映画の中で医者だったな…)、ヘボン式ローマ字を発明した人だって聞いたことがありました。「ヘボン」というのは彼の苗字の「ヘプバーン」に由来するって聞いた覚えが…うろ覚えなので違ってるかもしれません(^^; 【kiku☆taro】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-14 23:38:09) |
1.飛行機好きなので、とにかくワクワク。。「地獄の天使」の撮影シーンなど、実機勢揃いで最高。ロッキード・コンステレーションの優美な機体には、TWAの塗装がよく似合う。当時の映画界の状況をうかがうことができ面白かった。 キャサリン・ヘプバーンは、おばあちゃん役ばかりと思っていたが、若き日の華やかさを知り妙に感心。ヒューズの人物像と人生を丹念に描いているが、公聴会の尋問ではちょっとダレた。 【ちくわ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-02 01:02:55) |