8.ロードムービーってやっぱすきだなー。こういう老後っていいなー。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-23 22:09:37) |
7.役者としてもいい味のある好きな監督の一人P・マザースキーの代表作。老人と愛猫の住む所さえもままならない現実に生きてゆく事の厳しさがヒシヒシと伝わってきて、とても他人事とは思えない重厚ないい映画でした。猫好きにはたまらないほどトントが可愛くいじらしい! 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-18 23:19:21) |
6.脚本と演技でここまで面白い映画ができるとは思わなかった。最近の金をかけた超大作と比べても雲泥の差、これぞ本当の映画の面白さというのを感じさせてくれました。アート・カーニーのちょい癖のある演技もそだしトントの自然な演技、っていうのは当たり前か猫が好きなんでちょっとヤバかった(笑)笑いあり涙ありのラストは胸キュンでしたが夢のある終わり方をしたのでそこは嬉しかったなぁ~。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-03-25 01:47:30) (良:1票) |
5.人との一つ一つの出会いがどれもあっさりとしているのに、すごく印象強く感じられた。そして、相棒のトントとの別れが突然で切なかった。でもその別れさえもあっさりと流れて行き、そこでハリーが落ちこんだ姿などを登場させず、明るく終わって行ったので良い雰囲気だけが心に残って、今はとてもすっきりとした良い気分だけが残っています。 【ボビー】さん 8点(2004-05-05 18:35:16) |
4.嫌な人が一人も出てこないのがいい。トントみたいな相棒は永遠の憧れ。 【mimi】さん 8点(2003-10-19 01:40:00) |
3.住む場所を失ったおじいさんが相棒のトント(猫)と一緒に放浪の旅に出るという、心温まるロード・ムービー。途中でさまざまな問題に遭遇するのですが、何が起きても決してへこたれず、自分の生き方を貫くおじいさんにとても励まされました。 【きのすけ】さん 8点(2003-10-02 16:55:41) |
2.これも大好きなロードムービーのひとつです。大きな盛り上がりも無く、全篇にわたり淡々と物語は進んでいくのに、なぜか心にしみ込む映画です。人生の全てを見てきた老人ハリーですが、まだまだ生きて行くパワーを持っている。しかし一方では、老いの哀しみも否定できないし、していない・・・結構深いです。それにしても、やっぱり猫のトントは何も演技しません(笑)でもそれが良いところなんですけどね。犬でなく猫というのが。 【クロマス】さん 8点(2003-02-01 03:23:05) |
1.アメリカン・ニューシネマ以降の放浪の旅は、もはや若者だけの専売特許ではなくなったようで、本作を見る限りにおいてアメリカ人が家庭とか社会生活とかに、安住できない状況にすでになっていることの反映をあらわしているようだ。しかしこの主人公の老人は放浪できるだけのエネルギーが残っているし、見知らぬ娘(高級娼婦)に誘惑されるだけの艶やかさがある。こういった点でも国民性の違いというものを感じざるを得ない。老人問題という重いテーマを扱いながら、深刻にも湿っぽくにもならない。それだけにラストに深い余韻を残す。 【ドラえもん】さん 8点(2000-10-09 21:14:52) |