1.ジェラルド・バトラーさんのファンのお友達と観に行きました。
ジェラルドさん目当てのミーハーな気持ちも、お話しの面白さしすっかり忘れてしまいました。
丁寧で繊細で確かな目を持つ監督の手腕に驚くと共に、とても嬉しくなりました。
気に入ったのはキャラクターのリアルさと確かさ。
子役も素晴らしいのですが、子供部屋のありそうな雰囲気に拍手。
大人が真似した子供の絵ってすぐ分かるし、それでつまらなくなってる作品が多くあると思います。
この作品は、さりげなくそれでいて子供の真実に拘ってると思いました。
母親の心情もリアルですし、おばあちゃんがクッションになってホッとします。
そして満を持して登場のジェラルドさんがまた良いのです。
ラストは目頭が熱くなりました。
静かで控えめながらじ~んとくる、珠玉の作品だと思いました。