15.こらまた、サム・ペキンパーがすげぇ映画を撮ったもんだ。全編の半分近くがド派手すぎる戦闘シーンでCGはもちろん一切なしの超本格的戦場を作りだしたのはすげぇ。男草さ抜群のジェームズ・コバーンがハマり役といってもいいかもしれない軍人役を見事に演じきってました。オープニングのテーマからもうまともな映画ではない感たっぷりでペキンパーのスローモーションの最終傑作といってもいいかもしれないですね。シュトランスキーの言葉は悪いが口だけ番長ぶりにラストのコバーンの高らかな笑い声、あぁ、皮肉りまくりや(笑) |
14.アメリカ人が英語でドイツ人役を演じる異色作です。公開当時は否定的な意見が多くて、受けが悪かったと記憶しています。私も同様で、大きな期待をかけていたこともありますが、とくに結末は不完全燃焼感が強かったです。皆さんの評価がとても高いのにビックリしてしまうくらいです。しかし、多量の血しぶき飛び散るバイオレンスシーンは素晴らしかったです。なんだかんだ言って、ペキンパー作品は好みなので、この点数です。ジェームズ・コバーンの代表主演作を選ぶならこの映画と思います。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-02-29 22:53:05) |
13.戦争映画なので男が中心なのはわかりますが、相変わらず?女性の描き方は疑問。この監督の作品って全部こんな感じなんでしょうか。それ以外の部分は結構良い出来です。最前線で長年戦い続ける有能な下士官の姿を上手く表現していると思います。 【長毛】さん [地上波(字幕)] 8点(2005-10-29 03:32:18) |
12.男の生き様を見せてもらった。俺の好きな映画登場人物たちの生き様ベスト5にランクインした。このレビューで良い映画知って良かった!! 【ゆきむら】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-26 13:22:52) |
11.シュタイナーとストランスキーを比較したとき、一般社会で受け容れられるのはストランスキーで、シュタイナーのような存在は許されないでしょう。確かに観念なんてくだらないように思うが、ストランスキー同様観念無しに多くの人間は生きられません。しかし、シュタイナーは違う。だからこそ、彼に惹きつけられるのでしょう。人間が作り出した観念を彼の荒れ狂う生存本能が突き破るのは観ていて爽快です!彼にとって国家や戦争の善悪なんて関係ないし、勲章も邪魔くさい。俺は生きる、生きてやる!例えそれが狂気であろうと生き抜いてやる!彼は叫んでいるように思います。 そして最後の高笑い、彼が笑ってるのはストランスキーに象徴される人間の作り出した観念(又は価値観)すべてではないだろうか? 【ペリエ】さん 8点(2004-09-27 00:17:22) |
10.マクシミリアン・シェルのファンなのですが、プロイセン貴族気取りのいい味を出していましたね。ジェームズ・コバーンのたたき上げの軍曹との対比が面白いです。もちろん、ペキンパーですから血が飛び散るシーンにスローモーションを多用し、戦争の悲惨さを描いていたわけですが、第二次世界大戦をドイツ側から描いた大作は少ないので貴重な作品だと思います。デビッド・ワーナーやジェームズ・メイスンなどのドイツ側の上層部もキラリと光る演技です。ソ連の斥候少年のエピソードは悲しいですね。映画全体に、塹壕や泥沼の描写が多く、いかにも東部戦線という感じがプンプンし、ドイツの敗戦への経過を感じさせ、敗者の美学を見事に描いた作品だと思います。 【オオカミ】さん 8点(2003-11-16 16:32:29) |
9.その当時公開されていた「死霊のはらわた」に便乗したとはいえ、情けない邦題だ。この映画は第二次世界大戦の東部戦線(独ソ戦)の末期をドイツ軍の視点から描いており、圧倒的な物量の前に後退につぐ後退をかさねる戦線の模様を描いている。マニアにとっては、どんな映画でもやられ役でいいところのないドイツ軍のカッコイイ男っぷりがたまらず、「これぞ真のドイツ軍」と、ほとんど神格化されているのだが、シュタイナー軍曹のような男はやられっぱなしのへたれドイツ軍と同じく幻想に過ぎないということも、あえて知っておきたい。しかしそれを差し引いても、ペキンパー監督の演出は冴え渡っており、戦争映画の古典として作品の名を高らしめている。 【ウーフー】さん 8点(2003-10-13 23:56:57) |
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8.いいですね。古い映画なのに、迫力満点で。何気ない移動のシーンですが、ドイツ兵の死体が土と半分同化しているところが怖くて印象深かった。 |
7.・評価点 リアリズム的描写・主役ジェームズ・コバーン James Coburn (スタイナー伍長) ・デヴィッド・ワーナー David Warner (キーゼル大尉)の役者としてのカリスマ ・マイナス点 ・なぜスタイナーは再び戦地におもむくか?についてのあともう少しの描写がほしい。分からないこともないのだが。積極的なのか、それとも選択の無さ故なのか。それさえも描かれていないから。ゲシュタポ云々の話もあるが、彼は世俗的な名誉を表立って馬鹿にするほどだから、危険は承知の上のはず。 【桜井秀一】さん 8点(2003-06-01 05:48:27) |
6.なんでこんなタイトルなんだろう、と思った。非常に感銘を受けた映画です。この監督も好きなんですよ。ジェームスコバーンは私が最初に好きになった俳優。この作品は中学校のときに見たんだけど、そのあと観てません。もう一度見たいですが。コバーンの冥福を祈りつつ・・。 【みんみん】さん 8点(2003-04-08 14:22:27) |
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【E】さん 8点(2003-02-24 14:06:00) |
3.ペキンパー映画の登場人物って、真の男以上に男らしいな~。なんだか同じ男なのが恥ずかしくなってきた。 【ヨシオ】さん 8点(2003-02-08 15:14:18) |
2.なんで、こんなに邦題がダサイかな。映画はペキンパーらしくて凄く面白いと思う。ペキンパーにアクション撮らせるとホント、凄いと思える作品でした。 【奥州亭三景】さん 8点(2000-12-28 18:17:11) |
1.これもおもしろいです。シンレッドラインと比べる方がいらっしゃいますが、あんな駄作と比べられません。戦略大作戦の次の次ぐらいに面白いですよ。 【HLQ】さん 8点(2000-12-21 21:49:32) |