画家と庭師とカンパーニュのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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画家と庭師とカンパーニュ

[ガカトニワシトカンパーニュ]
Conversations with My Gardener
(Dialogue avec mon jardinier)
2007年上映時間:105分
平均点:7.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-08-02)
ドラマコメディ小説の映画化
新規登録(2008-08-20)【ボビー】さん
タイトル情報更新(2015-02-14)【ESPERANZA】さん
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監督ジャン・ベッケル
キャストダニエル・オートゥイユ(男優)画家(キャンバス)
ジャン=ピエール・ダルッサン(男優)庭師(ジャルダン)
エロディー・ナヴァール(女優)画家の娘(キャロル)
ヒアム・アッバス(女優)庭師の奥さん
牛山茂画家(キャンバス)(日本語吹替版)
伊藤和晃庭師(ジャルダン)(日本語吹替版)
佐々木優子画家の妻(エレーヌ)(日本語吹替版)
宮島依里画家の愛人(マグダ)(日本語吹替版)
宮寺智子庭師の奥さん(日本語吹替版)
脚本ジャン・コスモ
ジャン・ベッケル
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトクラリネット協奏曲イ長調K.622
ジュゼッペ・ヴェルディ歌劇「ナブッコ」より「行け、我が想いよ、金色の翼に乗って」
撮影ジャン=マリー・ドルージュ
配給ワイズポリシー
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1.ダニエル・オートゥイユにはルコントの「ぼくの大切なともだち」もあり、どちらも人に無関心な主人公が新しい知人によって変わっていくお話。 猛禽類のような大きな目をしたオートゥイユには偏屈男がよく似あう。 ルコントの都会的でしゃれた軽妙さに対してベッケルのこの作品は、パン・ド・カンパーニュ(田舎パン)のような素朴な味わい。 会話と自然でできていて音楽も最後のモーツァルトだけ。 庭や風景を映した映画は多いけれども、おいしい野菜を実らせてくれる菜園への愛情というのもあるのだ。 妻に離婚されたくない一方で適当に遊んでいるキャンバス(画家)と妻をあがめ惚れぬく国鉄退職者のジャルダン(庭師)は、およそ似たところがないのに気がおけない関係が形作られ、語り合う日々が続くのだが。 画家に連れて行ってもらったパリのルーヴルで庭師が目をとめるのは、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」。 コールドプレイのCDジャケットにも使われた名画に家で毎日見ていたカレンダーの絵だと親しみを見せるジャルダン。 限られた人間のものである抽象画の画家だったキャンバスの画風が変わったのもそのせいか。 「芸術のための芸術より人生に彩りを添える作品を」と。 妻の眼差しも自分本位だった夫の変化に和らぐ。 2人で釣りあげた伝説の池の主はあるものをねじふせた証、たとえ一時でも。 哀れっぽい映画には泣けなくともこれは泣けた。 小説に空白があるように、あえて描かれぬ部分に。
レインさん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-02 07:00:00)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.20点
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300.00%
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6120.00%
7240.00%
8240.00%
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