24.先月、父を見送りました。 父の葬儀の丁度1週間後にBSプレミアムで放送していました。 その時は見る気になれなかったけど録画しておいて、今日ようやく見ることができました。 父の体を綺麗にしてもらって、父のお気に入りだった服を着せてもらって、棺に納めてもらった。 その心のこもった仕事に感謝しかなかった。 公開時、あるいは数年前とかに見ていたらどんな気持ちで本作を見たのだろう? そのタイミングで感じ方が全然違うんだろうなと改めて感じさせられる。 「死」の重さが感じられつつも、作品にはいい意味で重くなりすぎないユーモアや空気があり、 演出や演じる主要キャストの演技の、その匙加減もとても良かったと思います。 父の「儀式」を思い出しながら、落ち着いた静かな気持ちで見させてもらいました。 こういうタイミングで本作を見ることができたことに感謝です。 【とらや】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-12-03 15:13:26) |
23.再見。物語とそれに合わせるようにチェロを中心とした音楽がいい。本木雅弘と広末涼子の演技も好感が持てる。 生と死を上手く表現した、日本映画としてスタンダードになり得る作品だと感じる。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-04-01 17:14:13) |
22.鑑賞後、白子やチキンのシーンの説明を聞きました。 なるほど。。。 深い。 【へまち】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-12-01 23:47:40) |
21.久々に味のある良い邦画を見た。キャスティングも良い。本木雅弘が特に良い。きっちり訓練し、きっちり撮った秀作。 【にしきの】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-02-24 12:06:55) |
20.「死体」は生き物ではないからモノであり、本来はそこに意味はない。が、身内だと愛おしかったり、他人だと汚らわしかったり(ちなみに私は葬式帰りでも塩をまいたりはしませんが)、勝手な意味づけをする。そういう当たり前というかよく考えると不思議な感覚が映像化されていて興味深い作品。 広末は冒頭はちょっとどうかな?と思ったが、ノー天気なバカ妻役なのでこれはこれでよいのかな?という気もした。葬儀屋で他人の死体扱うとか、介護で他人の下の世話するとか、清掃業者で他人のゴミ集めするとか、自分にも直結する仕事をしている人は大勢いるわけだが、そういう人々への蔑視感情というのは自然なモノであり(だからと言って言動に出していいものではないが)、配偶者がそういう仕事につく事のやるせなさみたいなモノはあるだろうとは思う。 ストーリーは予定調和で、表現もオーバーだったりステレオタイプだったり、展開もあざといので、そういう点に不満を持つ人の気持ちもわかるが、やはり「人の死」についてどう考え、何を思うか?という事に正面から取り組んだ作品という点では評価したい。「おくりびと」の所作の美しさには理屈を抜きにして心を動かされるものがあったし。 見る前はもっとシリアスな作品かと思い敬遠していた(アカデミーって事も忘れてた)のだが、思った以上にコミカルだったのがイガイ。まあこれも「死」がテーマだからシリアスなんだろうという先入観でしかないのだが。が、こういう死生観をエンタメ調にしてしまうのは、邦画というよりもスピルバーグがやりそうなハリウッド的な感じがして、そこに少々の違和感があった。まあこういう作りにすれば海外ウケするのはわかるし、初めから狙って作ったのでは?とさえ思えるが。 最後はみんな言い人になっちゃうし、もっと悪人を登場させたり(最後出てくる葬儀屋さんは自覚なき悪人とも言えなくも無いが)、諸々辛口にやってもよかったんじゃないのかと。外人向けに作るなら家畜は殺して食うのはウマて、イルカはクジラは可愛そうという論理破綻を食事シーンとして挿入すると辛口なったかな?という気もするが。(これやったら、アカデミーは無理だろうけど) |
19.2012.01/05鑑賞。話題の作品も題材から気後れし関心少し。納棺師のイメージから憂鬱で陰惨とは言えずとも暗いに違いないと決め付け。でも海外でも評判、また納棺師という職業とはと思い鑑賞。結果予想外のユーモアと感動。役者は全て期待以上。広末涼子の可愛らしさに+1点。 でも民放MBS毎日でのCMには参った、CM内容も映画をブッちぎり、参った!参った!参った!! 【ご自由さん】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-01-05 12:15:38) |
18.いい映画でした。 離れていても大切な人を想う気持ちが生きる力になるんだな~(しみじみ) 【じゃん++】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-12-03 07:02:59) |
17.本木・山崎両氏の演技は秀逸。人が次々と死んでいく様子を、涙を流しつつもこれほどあたたかい気持ちで見つめられた映画は今まで無かった。ただ、広末演じる妻の言動がちょっと浅いような気がして、それが役者の所為なのか脚本なのか両方なのか分からないが、いずれにせよ残念なキャスティングだった。納棺師という職業に対し何ら偏見を持っていなかったので、「汚らわしい」とまで言われ蔑まれる理不尽さが今ひとつピンとこなかったが、この映画が注目される以前の世の中的にはそういうものだったのだろうか? 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-10-20 11:16:40) |
16.なかなか感動した。 ここ最近の日本映画はこのような見応えのある作品がちらほらです 【朴モグタン】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-07-15 11:36:46) |
15.モッくんと山崎さん、すごくよかったです。門番の方とか他の役者さんもいい味だしてました。お話もいい。ただ、やっぱり広末は気になる。うまいとか下手とか、そういうんじゃないんだけど、なんだかなぁ。。。。 【カルーア】さん [地上波(邦画)] 8点(2010-05-29 21:18:28) |
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14.おはなしは7点、本木雅弘、山崎努両氏がとても良かったので+1点で8点としておきます。佳作といった感じですかね。でも「汚らわしい」だけはやめてほしかった。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-03-25 22:10:19) (良:1票) |
13.いや~いい映画だったなぁ…少し前に亡くなったおばあちゃんを思い出して何度も涙しました。山崎努がいい味出してました。うん、これは良かった!ありがとう。 【イサオマン】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-09-28 22:09:31) |
12.死というものを考えさせられるのかなと思ったら、 なんだかなぁ葬式に参加しているようでした。 それでも、お葬式ってのは心をものすごく整理整頓してくれる。 そういう儀式をしてる方々に感謝です。 おくりびとも、葬儀にかかわっている人への感謝が表現されているようでした。 いいものを表現していて、いい映画です。 【杉下右京】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-09-22 19:18:32) |
11.日本が誇る「邦画」。こんな正統派で海外作品と戦えるとは。 【わさび】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-08-16 04:36:31) |
10.アカデミー賞を受賞したからといって良い映画とは限らない。こんな公式は映画ファンなら誰もが承知していることだろうが、やはり邦画が受賞したとなると嬉しい気持ちがないわけではない。受賞直後に本作の興行成績がうなぎ上りに上昇したことは記憶に新しいが、こういったコテコテの純日本産の作品が世界で認められたというのは日本人としてはやっぱり喜ばしいことなんではないだろうか…。話が逸れたが、実際のところ映画の出来自体は平凡なものだ。しんみりと感動したいと思って見てみたら、じわじわと感動出来て良かった、といった程度のものであろう。だがこの作品の偉業はそこではなく、やはり“納棺師”というテーマに着目したことにあると思う。こんな職業があることなんて日本人の多くは知らなかっただろうし、そもそも「死」というものに進んで興味を持つ人はあまりいない。そんな取っつき難いテーマを、前半の程よいユーモアを交えて見やすく知れたというのが、本作を見て良かったと思える部分だろう。職業差別を受けるところなどはやや過剰な気もしたが、全体的にウソ臭さもなく映画にすっと入っていけた。そして何より、劇中に出てくる食べ物がおいしそうなのだ。考えてみれば、我々は「命あるもの」を食しているわけなんだが、この鮮やかな描写も実に心地よい。認められて然るべき作品だとは思う。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-05-04 23:25:26) |
9.洋の東西を問わず葬式の本質が、残された者の為の儀式とすれば、納棺ほど適した様式はないのではないか。 【michell】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-23 22:07:05) |
8.前評判のせいか、「え!?これで終わり?」という感じでしたが、随所で泣けるシーンもあり、なかなかよかったです。ただし、広末涼子はいただけない。主人公の妻役がもっと演技力のある女優さんだったらいっそう素晴らしい映画になっていたはず。 【あおみじゅん】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-22 14:20:18) |
7.すごく淡々としていて、ストーリーそのものも捻ったところもなくシンプルそのもの。贅肉をそぎ落とした、そのシンプルさが逆に題材にマッチしたのだとろう。ドキドキもワクワクも笑いもほとんどない作品なのに不思議と2時間を超える上映時間が長いとは感じなかった。 よくぞこの題材を映画にしたなという着眼点を覗けば、ここが良かったと特筆するところはないけれども、見終わった跡は素直にイイ映画だったなといえる作品。 【万年青】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-04-15 22:06:33) |
6.自分が死んだとき、作品の中にあるように葬儀屋がこのままで いいやどいてどいてって感じでいれられるよりは、きちんとした 納棺士にやってほしいと思わせられた。ほとんどの人の場合はこの ような光景はないのでは。仮にあったとしてもそれなりのギャラを 要求されることからここまでやらないのだろう。 映画としてはさすが賞とったことだけあった良質。知らない世界を 知らしめたということでも価値のある一本だろう。 【K2N2M2】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-03-22 13:15:26) |
5.賞総なめ、と言うのもだてじゃなかったです。抑えた演出も好印象だし、その中にユーモアも入れられて重い感じになりそうなテーマを誰もが受け容れ易くさせている配慮が効いている。山崎の演技もよかったし、本木さんの戸惑いや迷いを表現する表情もよかったです。ただやはり広末さんの舌足らずな発声は映画の格調の中で異物感を出してしまったことは残念に思いましたが、彼女なりに頑張ったとは思います。本木さんのチェロにのせて、葬儀場面が流れていく場面は厳かさの中にも美しさを感じました。自分の死生観をあらためて考えさせてもらう機会を与えてくれて、日本映画からこういった作品が出てきたことを嬉しく思いました。そして、世界がこの作品を受け入れてくれたことにも感激しました。 賞獲りものはとかく少し厳しい目で見てしまいがちなんですが、素直に10点としたいと思います。 と思ったけど、アカデミー受賞の興奮で点数逆に甘すぎたのが他の作品の自分の評価と相対的に比べると否定できない。8点に変更。 【タッチッチ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-03-22 09:58:03) |