9.カメラがいい仕事してたな~ 凝った撮り方をする。そこに1点加算。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-22 19:35:44) |
8.ロードムービーは展開にメリハリがなく、のんびりした退屈なものが多くて基本的に好きではないが、この作品は非常によく出来ていたと思う。 代筆業がしっかりと後になって生きてくるし、コマやラストの写真など、小物もよく効いている。 おばちゃんが子供に付いて行かざるを得ない状況や、帰れなくなる状況作りがとてもテンポいい。 見せ方をよく解っている。 あんなに嫌だったおばちゃんが段々好きになっていく。この辺も役者の演技と演出がかみ合って、とても上手い。 【カタログ】さん 8点(2004-11-18 02:31:14) |
7.まず思ったのは、主人公のおばさんがなんて嫌な奴なんだろうという事。そのおばさん、駅で手紙の代書屋をしてるんだけど、代書した手紙を出さないのは当たり前で、果ては内容が気に入らないからって破り捨てる始末。さらに、母親を失った少年を慰めてやるどころか、金が無いんなら手紙は書いてやらないよ、と冷たくあしらうのである。そして、やっと助ける気になったのか、なんて安心してると・・・なんと!金で少年を人に売ってるではないか!しかも、その金で自分はテレビを買うという・・・・・う~ん、徹底してヒールだなぁ(笑) でも、本当は優しい心の持ち主なんだよ。そしてここから、少年を助け出して、父親探しの旅に出るというロードムービーになっていくのさ。最初は憎み合っている2人だが旅を通して段々と打ち解け、しだいに心を通わせるようになっていくのである。これこそまさにロードムービーの醍醐味であるだろう。それにしても旅ってのは不思議なもので、どんなに嫌いな相手同士でも、一緒に旅をすれば絶対仲良くなれるんじゃないだろうか・・・旅が終わる頃には。そんな気がする。 【きのすけ】さん 8点(2004-05-24 11:08:38) |
6.他人の手紙を握りつぶすという快感、わからないでもないなあ。あの兄弟は、あんな貧しい暮らしをしていながら、一日中、灯りをつけているんだね、両親の写真に。 |
5.人に薦められて見たが、なかなか良かった。子役の子も良かった。 【カイザー・ソゼ】さん 8点(2004-01-21 01:19:30) |
4.”菊次郎の夏”みてえだな。純粋にいい映画だと思った。子供が上手い。 【GO】さん 8点(2002-01-15 23:40:58) |
3.途中までは期待したほどでもないと思っていたのに後半からはまりました。ブラジルの風土、風景、そこに根差した人々の精神。ブラジルというものはこういうものなのかと妙に納得させられました。手紙に思いを託す人々の表情が印象的、とても美しいと感じました。 【雪うさぎ】さん 8点(2001-04-10 18:15:49) |
2.退職女性教師と少年の心の交流。あのおばちゃんのぶっきらぼうさもよかった。8点はちょい甘だけど。 【向日葵】さん 8点(2001-02-20 11:38:41) |
1.リオの中央駅で、字が書けない人のために手紙を代筆している元・教師の女性ドーラ。ある日、生まれてから一度も顔を見たことがない父親に手紙を書いてくれと、9歳の少年ジョズエがドーラの元にやって来る。母親を亡くし、独りぼっちになったジョズエの為に、ドーラはこの幼い少年を父親の元に送り届ける決心をし、二人は父親探しの旅に出る。ドーラとジョズエの関係もさることながら、リオの駅で手紙を書いてくれとやって来る人たちが、肉親や愛する人に語りかける、その表情がなんとも言えず、胸に来る。登場する人たちは皆貧しいが、けしてお涙頂戴ではない。やるな、ブラジル映画! 【ぶんばぐん】さん 8点(2001-01-28 19:28:25) |