1.予想を上回った。まさか日本主導の映画でこれほどの映像表現ができるとは。ただただ驚くばかり。何百億円もかけた似たり寄ったりのハリウッドのアクション映画よりもはるかに新鮮で見応えのある映像表現だった。ラストバトルでの縦横無尽に動き回るカメラワークとスピード感は完全CGならではのド迫力。
ストーリーもなかなか秀逸だと思う。ただところどころ狙ってる感満載のセリフが少々気になる。特に主人公のことをこれみよがしに「ヒーロー」とか言うのは止めてほしかった。なんだかFF13のスノウのことを思い出して寒い気持ちになる。セリフが全体的に悪い意味でジャポニズム的。
しかしこれだけのクオリティーの映画が作れるなら、スクウェアエニックスには今後もゲームと絡めて映画を作ってほしいと思う。FFファンとしては9点をつけたいが、客観的に評価したいので8点。