1.面白かった。2時間半の長尺だがまさに盛りだくさんの内容で、退屈に感じる時間もあるにはあったのだが、それは劇中せいぜい5〜10分(もしくは20分)ぐらいだったように思う。当該監督のことはあまりよく知らないのだが、フィルモグラフィーを見るとどうやら脚本も自ら書くタイプの方のようだ。その辺り今回抜擢された理由なのだろうか?ここまで超メジャーで、ある種カルト的な人気もあるシリーズの最新作において、自ら脚本を書き、監督をして一つの作品を作り上げたという事がまず凄い事だと感心した。本作自分にも突っ込みたいところは様々ある。しかしちゃんとスターウォーズにはなっていると思うし、恐らくどんな作品を作っても必ずどこかから文句は言われる事は分かっていて、脚本も単に自分が好きなように書けるわけではなく、色々なしがらみをクリアしながら書かなければいけなかったのだろう。もし自分がそんな立場だったら…と考えるだけで震え上がってしまう。ヴィジュアル面も素晴らしい、特にロゴが表していたように今作は赤い色の存在感が鮮やかで美しかった。そして特にマークハミルの演技はとても貫禄があって素晴らしかった。最後に、改めてキャリーフィッシャーのご冥福をお祈りします。
26th Dec 2017 再観。Dolby ATOMSという、通常より100円だけ高い劇場にて。
改めて思ったのは、今回ちゃんとギャグで素直に笑わせようとしてくれているところがあったのが嬉しかった。映画開始2~3分ぐらいで行われるポーとハックス将軍とのやり取りが一番素直な笑わせ場所だとは思うが、、。あとは上から真っ黒いカッコよい物体が降りてきて一瞬「新しい宇宙船か?」と思わせておいて、カメラが引くと実はファーストオーダーの制服用のアイロンだった。。とか色々と細かい事をやっている。ローグワンの真面目路線は少しSWとしてはシリアス過ぎると思っていた自分にとってはこういう一息つける箇所は嬉しかった。そして、やっぱりファルコンは一番苦しい時に助けに来てくれるんだなあ、これぞSWだなあと感激。ローズのルックスは2回目で慣れた。