1.原作のマンガから約20年ぶり
映画1作目(2012年)から約10年ぶり
長い歳月をかけたからこそ、キャスト共に磨き上げられた作品
たどり着いた最終章はその名に恥じない出来栄え
(おそれながら「志々雄編」の2作は未見)
話としては「志々雄編」が一番長くそして盛り上がるが、
本作の「人誅編」は剣心自身の物語を締め括る最終章の話。
過去の贖罪と、そこから未来へ歩む最大級のエピソード。
るろうに剣心の原作ファンとしては外せない内容です。
アクションシーンがとにかく豪華。
1作目と比べ、アクションの見応えが段違い。
幕末最強(という設定)を存分に感じさせるアクション。
これも10年という時間で進歩したおかげかな、と。
一部の配役には相変わらず苦い思いもしますが、
今回の雪代巴・縁に関してはカンペキにハマり役。
有村架純(巴)が観たくて鑑賞したと言っても嘘ではない。
この配役も既存役も10年の熟成があったからこそでは。
原作には無いスペシャルゲストもあります。
逆に、原作とは少し改変されて、なくなった部分もあり。
左之助なんかは見せ場なくなってもうた…。