12.D・リンチの変体趣味が爆発。徹底的に気分を害す伝説のカルト映画。しかし、ノイローゼとカタルシスの絶妙な狭間に落とし込まれたかのような意味不明な後味が残る。ぜぇぜぇ。未だに落ち着いて評価できません。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-17 22:07:45) |
11.あああえぐい…。もう言葉にできない。この映画は、白黒だからこそ、そのえぐさがうまく伝わっていたと思う。もう何度DVDを止めようと思ったことか…。ああ早く終わって欲しい、と祈りながらも、この映画に引き込まれ最後までしっかり見てしまった。もー一体何が言いたいのか。でもなんとなくわかる気もする。。。そんな映画。 【あしたかこ】さん 8点(2004-09-02 05:05:30) |
10.普段は「面白かった」「面白くなかった」で点数を付けてる俺ですが、この作品に限って「衝撃的だった」という意味合いで8点献上させて頂きます。いやもうね、マジで勘弁して下さい。お願いします。映画を見て吐きそうになったのは人生初。これは決して気持ち悪かったことの比喩なんかじゃございません。本当に嘔吐しそうになったって意味です。この映画のおかげでしばらく大好物のチキンが食えなくなった。それほどにエグい描写の連発です。胎児は反則だろーーー!あー、書いてたらまた思い出してきた。うぇぇぇ… もう一生見ません、が、いつか怖いものみたさで再見したくなる日が来るかもしれなかったり来ないかもしれなかったり正直どうでもよかったりします。 【コバ香具師】さん 8点(2004-04-19 19:23:06) (笑:1票) |
9.ストーリーやら内容を求めて観る映画ではないのかも。しかし、音楽にしても、映像の美しさ(個人的には美しく見えた)にしても、いろんなジャンルの人達にも影響を与えられる作品だと思います。ダーク全開だけど細かい演出、意味深と思わせるカット等、観てる側も思考を揺すぶられる。 カルト映画に慣れてない人には??になってしまうのだろうけど、慣れてる人には安心感さえ与えるメルヘンが存在してると思う。 【座間】さん 8点(2004-03-04 19:11:13) |
【zero828】さん 8点(2004-02-24 00:14:47) |
7.クローネンバーグ派の俺としては、昨今やたらほめられまくっているリンチには勝手に嫉妬してしまっている。だから、いつも評価は厳しくなってしまうのだが、これは無視できない傑作。意味なんて考えず、ひたすら不気味な映像・音を感じればいい。それだけで充分。 【恭人】さん 8点(2003-11-21 16:19:54) |
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6.途中、奇怪な赤ん坊が現われたシーンから、見るのを止めようと思いましたが何とか最後まで見ましたね。深夜に見ると雰囲気倍増の悪夢的なイメージ映像、何とも不気味な効果音、画面から放つ異質な臭いなど、どれを取っても強烈で生理的不快の極みを感じさせエグいエグい。(もちろんこれこそが作り手のねらいなんだろうが) にもかかわらず、恐る恐る再度見てみたいという気にもさせる、得も言われぬ魅力があるのも確か! 作品から感じとれるのは畸形、闇、絶望。デヴィッド・リンチの代表作にして、シュールレアリズムの傑作には間違いない。 【光りやまねこ】さん 8点(2003-11-07 17:31:16) |
5.すごいっす。なんかわかんないけどめちゃくちゃ強烈。撮り方がどうとかいう問題じゃなくて、この世界がヤバイ(笑)だから明らかに妙なものが出てきても全然不思議じゃなくて、むしろそのまま受け入れられてしまうのが怖い。(以下ちょっとネタばれ)頭が消しゴムになって、消しカスが飛び散ったカットとかも妙にキレイ。女の人が腸(?)をつぶすシーンでは思わずリンチって馬鹿だと思ってしまった(笑)ぶっ壊れ具合いがいいです。ホラー映画より怖い思想映画な気がしました。こんな世界があったのか。にしても白黒ってキレイ。 【cg】さん 8点(2003-06-17 23:30:51) |
4.初期でやっぱり荒れている気もするが、リンチはそのデビュー作でそのスタイルの最も選び抜かれたものを作ってしまった。リンチの白黒ほど恐ろしいものはない、というほどのもの。リンチはこれにおいてはかなり直接的に腐敗と臓物をさらけ出した、一種の洗礼でもある、ホワイトノイズの中、彼の世界はひとつになる。二つの世界の融合・・・・ |
3.生理的に感じるものがある映画はいい映画だ。それが、たとえいい意味でも悪い意味でも…。ジョン・フォードやハワード・ホークスなどは、ハリウッド黄金時代の代表的名監督であり、素晴らしいエンターテイナーであると同時に素晴らしいアーティストでもあった。彼らが、楽しい娯楽作品を創造しただけでなく、そこに芸術的要素をふんだんにちりばめたからだ。芸術的要素とは、理屈を超えて生理的に伝わってくるものである。いわば、映画のスパイスだ。スパイスは隠し味であり、対象全体を引き立てつつ、それ自体は目立たないものである。スパイスの効いた映画に接すると、作品の素晴らしさを実感しつつも何が良かったのか曖昧なままだったりすることも多い。本作は生理的感触が満載の映画である。そして、それは生理的嫌悪感と言い切っていいものだ。もはや隠し味とは言えない、スパイスそのものを描いた映画である。食べ物に例えるなら、パン生地にほんの少しハムとチーズが乗っただけで、あとは真っ赤に染まるタバスコが大量にかけられた、鼻孔にツーンと刺激が駆け抜ける激辛ピザとでも言おうか。ふだんは引き立て役のスパイスを主役に、メインであるはずの娯楽性を排し、芸術性のみを追究した作品である。 【しっと】さん 8点(2002-10-25 05:43:33) |
2.始めの20分は退屈で、全く話が見えてこなくて、酷い映画を借りてしまったなと思いました。しかし、20分以降は引き込まれました。ホラー作品として分類されている映画よりも怖くて、しかも気持ちが悪いです。まだ、白黒なんで見ることはできましたが、これだけ気持ちが悪い映画は見たことがないように思います。リンチ作品で嫌いな映画もありますが、この映画は面白かったです。 【チャベス】さん 8点(2002-09-02 04:52:55) |
1.今までためらっていたのだが、やっと見た。これはすっごい笑うよ。特に前半は爆笑オンパレードだよお。いきなり首筋にキスし始めるお母さんとか最高だなあ!全体的に妙な”居心地の悪さ”で構成されている映画だなあ。やっぱりD.リンチってこういう人なのね。 【GO】さん 8点(2002-04-07 22:47:12) |