17.後半の理不尽な法廷闘争もさることながら、とにかく前半の子どもたちのイキイキした姿がいい。特に中盤、ストーリー的にはどうでもいいシーンですが、一年後の夏にディルが再訪し、壮大すぎる自慢話をまくし立てたときのスカウトの表情がたまりません。こういう憎々しい顔を浮かべられること自体、子どもの特権でしょう。オトナがやると、どんな場面でも角が立ちますから。 考えてみれば、ちょうどこのシーンを境にして法廷闘争に突入していきます。そこで描かれるのは、まさにオトナの世界。このコントラストが、物語に深みを持たせているのかもしれません。 ただし、ブーの素性や心情がいま一つよくわからない。全編にわたってリアリティに溢れているのに、ブー関連だけ浮いた感じ。ここだけちょっと残念かな。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-22 01:55:01) |
16.素晴らしい映画でした。 ゲレゴリーペック演じるアティカスの勇敢な姿は理想の父親像ですねぇー。 【A.O.D】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-30 15:55:42) |
15.2回目鑑賞。若い青年時代のとき何故観てなかったのだろう? 考えさせられることの多きこと。親子、隣人、周囲との関わり。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-05 13:13:03) |
14.何とも言えない余韻が残りなかなか見応えがありました。正義漢のアティカス弁護士は威厳があり尊敬出来る父親像でした。グレゴリー・ペックが上手く演じていたように思います。ブーを演じた若きロバート・デュヴァルも存在感がありました。印象に残る役柄でした。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-02-05 00:18:18) |
13.あの黒人さんはやっぱり有罪になるのか・・・っと悲しくなった。でも全体的に裁判ものを想像していたが、家族愛に満ちたストーリーだったため重くなりすぎずに見れた。 【あしたかこ】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-06-30 00:14:28) |
12.子供から見たかっこいいパパという感じですか。特によかったと思えるところはなかったのだけども、なんか記憶に残る映画だった. 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-10 15:42:41) |
11.グレゴリー・ペックが何回か子供たちを広く大きな胸の中でぎゅっと強く抱きしめるシーンが印象に残ってます。くどくどと言葉を重ねるよりやっぱ人間行動ですよ、行動!子供は親の背中を見て育つって言葉を久々に思い出しました。裁判所のニ階で勇敢に戦う父親の背中を見ながら、あの子達は何を思ってたのかなあ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-30 11:53:52) |
10.大きく分けると前半がスカウトとジェムがブーに対する好奇心を描いて後半がアティカスの裁判シーン。黒人差別も混ぜてよくできてます。でもその2つの話がいつ繋がるのかちょっとドキドキしてましたけどそれがラストに絶妙すぎる繋げ方の上手さに半分脱帽。メアリー・バダムがアカデミー賞助演女優賞にノミネートってのもちょっともったいないような感じもいたします。まぁ邦題の意味がイマイチわかりませんが。 |
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9.BSで見ました。なるほど、いい点なわけだ!って感じですね。アタマのどこかに記憶があると思ってたら、そうか「暮らしの手帳」に載ってたのですね。しかし、古い映画なのに、1つ1つのシーンやカットに、細部までよく気をつかって作ってあるなぁ、と感心しました。私としては黒人問題とか、法廷モノとかの硬いイメージではなく、なんとなくほんのりした懐かしさ、を感じてしまいました。 【カシス103】さん 8点(2005-02-07 22:50:16) |
8.子供の教育を子供の視点で黒人差別取り入れすばらしく単調に描いた映画だと思う。唾を吐きかけられても動じない父がオレはかっこよく見えた。これを見た子供は公平の意味を感じ取れるのではないかと思う。 【はりマン】さん 8点(2004-08-29 16:34:41) |
7.地味な映画だけれど、しみじみ感じさせられるところの多い良い作品。ブーの話と裁判の話がまったく関係なく進行していくと思ったら、最後にうまい感じでまとまった。 【HK】さん 8点(2004-06-27 14:18:03) |
6. 先頃亡くなったグレゴリー・ペックの代表作ということで、期待して観ました。大根と言う人もいるようですが、そういう不器用さが、この実直な役にとても合っていると思いました。 他の人のコメントで初めて気が付いたんですけど、ブーってロバート・デュバルだったんですね。「ディープ・インパクト」の彼は、とても渋くていい味出てましたね。 トムを有罪にするか、無罪にするか、脚本で悩んだんじゃないでしょうか。正解を選んだと思います。 【とらおとめ】さん 8点(2004-01-19 23:39:19) |
5.久しぶりに見たら、最初の子供たちのブーの家の探検とか二人が襲われるくだりなどサスペンスっぽいドキドキするような作りでした。手の影が忍び寄ったりしてヒッチコックっぽいような感じもします。レイプ犯を弁護する裁判シーンが印象に残ってたんですがこれも子供時代の思い出の一部でしかなかったんですね。子供の視点から日常やいろんな出来事を描きながら、正義や勇気や人種差別などが描かれます。「どんな理由があろうとケンかはいけない」と言う父親はリベラルな正義感で愛情深く理想的な人物として描かれています。レイプ犯の冤罪を着せられた黒人が有罪になるのはどう見てもおかしいと思うのですが、人種差別がひどい土地ならこんなこともあったんでしょうねぇ(今だってあるかも、、)。その上さらに救いのないような展開になおさらやりきれない思いもして、だからラストのブーの処置は法律的にはともかく心情的には納得できます。子供たちの思い出の父は頼もしくて誇らしい、尊敬する人物として残ったことでしょう。 【キリコ】さん 8点(2003-05-17 16:04:50) |
4.人にはそれぞれの立場や価値観があって。だから、争いごとをおこすこともあって。ときにはそれはひどく醜いもので。でも、お互いに理解しあって認め合うこともできる。少女はまだ幼いけれど、父親を通してそういったことを学んでいきます。原作の小説がまた素晴らしい。 【パー坊】さん 8点(2003-02-15 10:20:09) |
3.誰かがやらなきゃいけない、でも誰もやりたがらない仕事。それに黙々と打ち込む父親の姿は、何ものにも替えがたいものとして、娘の心に残されただろう。こういう父親になりたいものです。 【mic550】さん 8点(2002-10-20 21:42:25) |
【ボンちゃん】さん 8点(2002-05-30 21:59:12) |
1.BSでやってたのでビデオに撮って観た。感動しました。 【洪金寶】さん 8点(2002-03-27 02:16:03) |