あらすじ |
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時は幕末。会津藩の江戸屋敷に薩長同盟から送られた二人の剣士が藩の重鎮高坂新左衛門を暗殺すべく忍び込む。暗闇の屋敷の庭先で高坂と二人は死闘を演じ、一人が高坂に斬られた直後に折りしもの驟雨の中で高坂の振り上げた刀を落雷が襲い、気がついた高坂がいたのは蔵の中だった。蔵の外は見慣れた街並みだったが西洋風の格好をした男が侍らに向かって日本語で怒鳴ったり黒い小箱を覗いたりし、狼狽えている高坂に西洋風の若い女が矢継ぎ早に意味不明の質問をする。やがて映画助監督だというその女性優子の仲介で記憶喪失者として寺の住職夫妻に保護された高坂は風変わりな街に貼られたポスターや住職の居間に置かれた板(テレビ)の上で動く、意識回復直後に見た侍と町人などから自分が幕末から百数十年後の京都に生きていることを悟る。そして高坂は住職夫妻の励ましと映画人の協力によって映画撮影所で殺陣(タテ)の斬られ役を演じることで生計を立てることになる。 |
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