1.「変態っぽさ」と「高貴さ」が同居する雰囲気がなんともステキ。はっきり言って主人公のダンナ以外の登場人物は「おまえらさぁ…(苦笑)」と突っ込みたくなる人間ばかり。でも何か憎めない。キレイゴトだけじゃぁ生きていけないもんね。でもドヌーヴは、んも~それはそれはキレイ。そしてあの甘さのない美貌に、サンローランがドンズバにハマリまくりで。冬のグレーがかったパリの風景がまたよく似合う。美しいドヌーヴを見るだけでも価値のある映画。でも何気に、娼館(っていうんでしょうか)のマダムもお気に入り。ショートヘアとフレンチカジュアルが、今見てもまったく古臭く見えずカッコいい!とにかく映画は雰囲気が重要だと、見るたびに思わされる映画。