7.刑法第三十九条と心理学という名の危うい似非学問の欠陥をうまく表現した快作。まだるっこしい部分は有るものの良く出来ていると思う。序盤の被疑者を前にひたすら指折り数えている刑事の行動は何なのだろう?意味不明。 【クロ】さん 8点(2004-05-27 17:43:37) |
6.全体に流れる雰囲気が作品のテーマをうまく表現していると思います。 【pani】さん 8点(2004-02-18 13:50:15) |
5.刑法39条の孕む問題への警鐘というよりも、人間の心に潜む悪意・先入観といったものへの皮肉がテーマとなっているように思える。過剰な芝居の中から透けて見えてくる人間性が深く表現されている。同時にサスペンスとしての枠組みももたせてあり、しっかり練られた脚本に拍手したい。森田演出もツボをおさえている。 【恭人】さん 8点(2003-11-28 11:05:16) |
4.よく出来た映画だと思いました。 大部分引用になりますが、、、 39条は確かに、問題だと思います。責任能力がない犯罪者、つまり悪いことを悪いこととも認識できないような人間を、かばう必要があるのでしょうか。善悪の区別もつかないような人間が、法律によって護られ、被害者や遺族は、その後の人生を棒にふるという現状に、私自身は納得できません。被告が極悪人であれ、精神異常者であれ、犯した罪の前では、また被害者の前では、公平に、いち犯罪者に過ぎないのではないか、と思います。40条「聾唖者は減刑される」は削除されました。差別論の観点から見ても、同様に39条が削除されないというのは、不思議に思います。 【戦慄の右クロス】さん 8点(2003-10-21 16:09:48) (良:2票) |
3.テーマがテーマだけに、それほど評判にはならなかった映画だったような記憶がありますが、私は最後まで目が離せないって感じでどっぷりはまりました。犯人にあれほど感情移入したのもはじめてです。鈴木京香のあまりのオドオドぶりにはちょっと「なんでそうなった?」という疑問は残りましたが、堤真一の演技は良かったと思います。すごく大きな問題提議をしている映画なので、もう一度日の目を見て欲しい。しかしゴールデンタイムに流すことは難しいかな~ 【Rei】さん 8点(2003-05-27 10:14:40) (良:1票) |
2.終始重い雰囲気だったけど最後のどどどって感じが良かった。 【常時ベスト】さん 8点(2003-04-16 12:09:04) |
1.これはいわゆるいってる系のひとが罪をしても罪にならないという感じをめぐるみたいなちょっとサイコなお話かな。堤さんがかっこいいです。おもしろかったです。 【バカ王子】さん 8点(2002-09-21 19:35:54) |