10.洋の東西を問わず、宗教の本質が自己を肯定することならば この映画はささやかに大事なことを教えている。 若き軍人もオペラ歌手も惚れた女に対する己の推しの弱さに何度なく後悔しただろう。 しかし想いは永遠に活き続ける。姉妹はあの日の出来事を胸に敬虔を貫く。 バベットはなぜフランス料理を作ったのだろうか。過去との決別か、 自分が誰か知る為か。しかし、この映画はその理由を何も意図していないような気がする。 【michell】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-05-10 00:00:16) |
9.どうってことない話ですが、清貧な人たちの心情を無駄のない淡々とした描写がしっかり伝えてくれます。質素な暮らしと贅沢な飲食のコントラストを観ながら人生にはメリハリが大切との思いを強く抱かせてくれる映画です。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-02-17 22:27:21) |
8.ひさしぶりに見ました。何度見ても心にジワ~と沁みてくる、良い絵画を目にした時のような静かな感動をおぼえます。いつも寒々しい部屋で口論しているみんなが、美味しい料理を口にすると、「料理の話はしない」のに、心が温かくなって、ムードまで温まる。そういう雰囲気が素晴らしく素敵でした♪ ゴテゴテした余計なドラマ色を排しながらも観る側を飽きさせない大人向けの作り、傑作だと思います。 【ramo】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-13 21:50:03) |
7.淡々と進むお話の最後にあったオチは、ひとつの真理です。うまい食い物は人を幸せにする。 【アンドレ・タカシ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-18 05:49:25) (良:1票) |
6.晩餐会の準備からがこの映画の真骨頂。ホントにみんな旨そうに食うので、思わずニヤリとしてしまいます。スッキリとした後口の、素敵な映画です。 【Fukky】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-09 03:48:56) |
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5.前に教育テレビかNHKかでやっていたのをたまたま観ました。 淡々としていて派手さのない映画でしたが、目が離せず最後まで 観てしまいました。ビデオでなら多分借りていなかったと思うので 運が良かったです。良作。(TV) 【なみこ】さん 8点(2004-09-19 00:09:59) |
4.登場人物と共に映画を観ている私も料理の素晴しさに圧倒され、そしてバベットの力強さ、心意気、想いにやられたのでありました。 【じふぶき】さん 8点(2003-12-17 10:55:50) |
3.いい映画を観たな~と余韻に浸れました。 だれでもやっぱり美味しいものが好き。仲たがいしていた人々も生まれて初めて食す美食の数々に心和み、お互いを許し認め合う。彼らは明日からまたお粥とコーヒーの質素な食事。それが死ぬまで続くのね。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-11-26 00:49:33) |
2.アイザック・デネーセンの原作が素晴らしいんだろうなあ(まだ読んでないけど)、と思わせる映画。ただただ美味い料理を作ってもらって食べるというだけのことなのだが、それがこんなにもすごいお話になってしまうなんて、もう脱帽です。格調高い1作です。 【大木眠魚】さん 8点(2003-05-27 01:09:25) |
1. 昔よくBSでやってたけど、最近ないなぁ。素直にまた見たいと思える作品。見ててなんだかうれしくなる。 【喜多久】さん 8点(2003-03-03 00:14:34) |