20.小中学校を思い出すなぁと思ったら、出演者もばっちり童心に戻ったようで、撮影中の香川照之と田口トモロヲは「てるくん」「ともくん」の仲だったという。義務教育と更正施設は、与えられた規律のなかで充実を見出す点で似ている。封建社会の名残だろうか。共産国家や軍隊ならそれでいいかも知れない。だけど基本何でもありみたいなこの社会では、自分で考え、自分で律することができるように育てるのが、教育であり更正なのではないかと思う。「ショーシャンク~」で感動した理由があらためて分かった気がする。 【michell】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-01-03 18:40:47) |
19.のんびりしている。殺伐とするとか事件が起きるとか、そんな事はなくて。どうしたらつまらない作品じゃなくなるのかなと思うけど、ちっともつまらなくなかった。 【Vanilla】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-11-25 00:44:04) |
18.おもしろいなぁ。 原作のマンガもおもしろかったけど、 映画で原作のテイストをちゃんと再現している所は本当に良いと思う。 あたしの知り合いに元受刑者がいるのだけど、その人と見ていて、頷きながら笑ってたから、かなりリアルなんでしょうね。受刑中の話になると、本当に食事の話しか出てこないんですよ。「塀の中の懲りない面々」とかも面白いと思ったけど、あっちはいくらかダークサイド寄りなのに、こっちはダークサイドも感じられない。殺人の受刑者もなんか陽気、そんなものかもしれないね。 でも、山崎努って本当に懐の広い役者だね。どんな役でも自分の役として昇華してる。 脇も良かった。個人的には香川照之と木下ほうかが物凄くいい役だったと思う。 【奥州亭三景】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-23 17:02:26) |
17.この映画においてカタルシスを得るのは何をおいても食事するシーンだろう。 アルフォートにコーラだとか麦飯に醤油だとかコッペパンに小豆とマーガリンだとか、 日常においてはなんの変哲もないメニューだが、 ストイックな生活を送る受刑者に感情移入することで一変させられる。 ”砂漠における一杯の水”をこれほどユニークに体現出来た作品も珍しい。 【マグロのグ】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-04-16 22:15:00) |
16.いやー、刑務所もいいねえ。・・・と思わされた時点で負けている。物語らしい物語もないのにこの映画に惹かれるのは、やっぱり山崎努のキャラのせいなんだろうなぁ。「天国と地獄」であんなに陰鬱で屈折していた犯罪者が、こんなにほのぼのと達観した受刑者になるなんて。彼以外のキャラも魅力的。ただ一点、窪塚洋介の独白のシーンは彼の演技のせいで、何だか妙に殺伐としていて完全に浮いている。窪塚君、映画の色ってのを理解しましょうね。木下ほうかを見習え。 【C-14219】さん 8点(2004-10-22 19:46:28) |
15.出演陣が見事に男だけ!けども、エンドロールで唯一女性の名を発見!一体何処にいた?男囚人に成りすましていたのか? ってどーでもいい事だが、そこら辺がちょいと謎。。 【3737】さん 8点(2004-07-26 23:54:54) (良:1票) |
14.原作が大好きで、ボロボロになるくらい読んでいたので、映画化が決定した時はとっても嬉しかったです☆ 刑務所ものって好きなんで、絵が雑だなぁと思いながらも読んでたら お見事。はまりましたね~異常なくらい。 よくテレビでやってる泉ピン子のドラマとかだと、いじめとかひどい仕打ちとかあったりして、絶対こんなとこ入りたくない!!!って思うんですが、この映画を見ると、案外いいとこじゃんって思えちゃうのがおもしろいところですね。本作では、刑務所の嫌なところがほとんど出てきていないというか、むしろいいところだと紹介している感じさえ受けます。あとは、セリフが本にそって忠実に使われてたりしててよかったです。いまどき使わない「ビューだよ」とか、そのままだったんで(笑 思わずまんま!と嬉しくなりました。 この映画、原作と重ねて見るととってもいいと思うので、オススメです! 【akoako】さん 8点(2004-03-01 10:05:08) |
13.原作のファンとしては、「あの」感覚が映画、それも実写で再現できるとは思っていなかったので、まったく期待はしていなかったのだが、見てみるとけっこうがんばっていた。年齢的に無理があるにも構わず山崎努というキャラクターを使ったのがよかったのだろう、内容に関しては原作に忠実で文句はないのだが、まぁ、花輪氏が刑務所暮らしを楽しめたのは彼がアーティストであって、ある意味、一種のパフォーマンスを自ら演じていたからだろうことは間違いなく、やはり我々凡人には縁のないところであってほしいとは思う、それにしても全編に登場する食事はどれもこのうえなく美味しそうであるのだが。 【るね】さん 8点(2004-02-23 00:24:56) |
12.最後はあっけなかった気もしますが、楽しい映画でした。心の中の独り言が面白かったです。ご飯がたくさんでてきますが、特にお正月とか、おいしそうでした。映画を観ながら食べれるお菓子も豪華だと思いました。刑務所の中がほのぼのと感じられて面白かったです。 【Mプ】さん 8点(2004-02-23 00:16:03) |
11.見た後、刑務所に入って見るのもアリかも?と思わせるとんでもない映画(笑) 山崎努がいなかったらこの映画は設立しなかったんだろうなぁ、 と思えるほどのはまり役。 ほのぼの~としたいい映画です。 【ふくちゃん】さん 8点(2004-02-15 00:57:38) |
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10.みんな生きているんだなあ!いとおしく、うれしくなる映画。 ごはんをおいしく食べたいと思ったら、この映画を見ることをおすすめする。 【goro】さん 8点(2003-12-24 14:23:29) |
9.観る前はもっとドタバタした映画かな~と思ってあんまり期待してなかったんだけど。全然!ものすごくほのぼのしていた。 いや~おもしろかった。素直に「刑務所に行ってみたい」と思ってしまう。エンディングの切ない音楽もよかった。 【Syuhei】さん 8点(2003-12-12 18:30:59) |
8.愉快。実に愉快。刑務所なのに。これで老後は安泰かも。腹が減っている時に観るとまた興が増す。乙な味。それじゃ。 【山岳蘭人】さん 8点(2003-12-01 22:17:15) (笑:1票) |
7.お薦めの映画です。逆に滅多に穿けない刑務所下着を楽しんでいた山崎さんが良い。 【tomomi】さん 8点(2003-10-16 22:42:48) |
6.タモリ倶楽部でタモリと監督がわいわいと楽しそうにこの映画のめし談議してたなあ。くいしんぼの自分としては、いちいちうまそうだった。いやほんと、この人達犯罪者なの?というほどのなごやかさ。なんか本当に更正されてる感じ。 【たつのり】さん 8点(2003-10-13 21:43:24) |
5.お菓子ひとつであんなに幸せな気分になれるなんていいなあ。今まで何も考えずにお菓子バリバリ食ってたけど、今度からは幸せも噛み締めてみよう。 【ゆうろう】さん 8点(2003-09-14 10:22:41) (笑:1票) |
4.淡々と描かれる刑務所の日常という非日常。それだけでおもしろい。ついでにキャストも絶妙。映画館より、家でごろ寝しながら見たい作品かも。 【ゆあり】さん 8点(2003-06-25 23:54:31) |
3.面白かったです。ちょっと刑務所に入るまでのエピソードがだらだら長い気がして「も~いいから早くムショの中を見せてくれたまえ~」などと思ってしまいました。食事が想像以上にヘルシーで豪華でびっくり。朝食だけでも、「抜き」や「コーヒーだけ」のサラリーマンが見たらうらやましがる内容。私が観た映画館の近くの定食屋さんが「刑務所の食事再現メニュー」を上映中出してました。麦入りご飯とダシ巻き卵と豚汁、あとなんだったかな?残念ながら食べる時間はなかったけどその商魂たくましさに大笑い。 【Rei】さん 8点(2003-05-28 10:29:09) |
2.刑務所モノと聞いて想像していた暗い内容とはかけ離れた楽しい映画でした。囚人達のやり取りが、まるで男子高校生のようで笑えました。配役も良いですね。 【こまち】さん 8点(2003-05-02 13:38:18) |
1.花輪和一の獄中体験をもとに映画化されたものだが、原作がコミックということもあって、なるほど、それはそれは面白おかしく作られている。来る日も来る日も変わる事のない受刑者たちの規則正しい日常生活を、実に事細かくそして淡々と綴られていく。それはまるで耳心地のいい小噺を聞いているようである。「こんな所なら一度入ってみたい」と観客に思わせれば、それだけでこの映画は成功したと言ってもいい。が、刑務所もいろいろで、この映画でのそれは軽犯罪での受刑者たちがほとんどのようだし、現実はやはり厳しい環境である事に変わりはない。 【ドラえもん】さん 8点(2003-02-12 00:09:14) |