4.ああ、観てた。シネマレビューなんてもんを知らない時分に観てた。
大学生の時分だな。当時宮崎あおいといえばオレオであり、なんといってもこのパコダテ人だったのだが、それはつまり宮崎あおい好きとしては隠さなければならない性癖のようなものだったからゆえ、公言はばかられる禁断の映画でもあった。
これは胸キュン映画だ。それ以上でもそれ以下でもない。若い、少し気持ち悪い僕がほんっとーに好きだった宮崎あおいがここにいる。貴重な映画だ。
男がそーゆー意味で観るもよし!下手な恋愛ゲームするより多少よかろう。
宮崎あおい好きの彼氏を持つ女が観てもよし!おそらくげんなりするだろう。いろんな意味で。