2.デ・ニーロと双璧をなす個性派俳優の最高峰のアル・パチーノが、
「俳優なんているか~!」なんて雄叫ぶんだから、もう笑うしかないでしょ。
かっちょよくていつも自信満々な(役をしている)アルさまが、情けなくオロオロ、オタオタしながら
バカをやりまくるのだから、もう爆笑(苦笑?)の連続である。意外とコメディ
の経験が少ないアル・パチーノだが、そうとは思えないほどのハマリっぷり。ウィノナ・ライダーのセルフ・パロディ
(万引き事件の直後ですもんねぇ)も、失笑を誘いました。そんな渋い笑いのツボをつきつつも、
しっかり"フランケンシュタイン逸話"をやっているのも偉い。そして、ラストは驚愕の
開き直りっぶり!! パチーノ・ファンの貴方! 一見の価値はありますよ。