7.冒頭の長回しはすごい。話が核心に迫るところの、カメラの揺れと気を持たせるじらし、そして部屋の壁を移動する空間の使いかたは、デ・パルマ節満載。ゲイリー・シニーズが出てきたところで、悪役決定と思わせるリスクをあえて犯すか。最後の何でそうなるか解らないままのアッサリ感も若干不満。まあ、ニコラスの演技が補っているので、けっこう完成度は高い感じがする。って、思ったら、評価低い。そう言われると有り得ない話かなあ。あの女一人で会社の不正を暴き、しかも、直接国防長官にメールって、どうかなあ。で、どっちなんだよ。やっぱり良かった。 【パセリセージ】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-10-01 00:22:52) |
6.デ・パルマの映像の見せ方がすごくいい。国防長官暗殺時の2画面映像は特に良かった。ニコラス・ケイジの悪徳汚職警官はハマり過ぎ。内容、展開、構成、どれもなかなかのもんですね。おもしろ映画です。 |
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4.特に犯人探しものとして見ていなかったので、面白かったです。よくできていると思います。ラストの謎はもう一度見ないとわからなそう。自分はけっこうニコラス・ケイジが好きなのかも、と思った。 【るいるい】さん 8点(2003-10-06 15:00:10) |
3.この映画、結構よく出来てる。確かにミステリー・サスペンス系統の作品で、謎解きを要するような作品を期待してると、冒頭から意味ありげなシークエンスの連続で真犯人が判ってしまい、つまらなく思えるかもしれないが、私はデ・パルマはそんな事を狙って製作した作品とは思えない。この映画はデ・パルマがマジシャンのように手の内を明かして、順を追って一つの国防長官暗殺事件の経過と結末を見せていったにすぎない。ほとんど謎解きなどする必要も無く、ニコジーが事件を解明していってくれるし、確かにインパクトに欠ける作品かもしれないが、ある意味あまり話しをドンデン返しにさせないで正攻法で勝負してきた作品と言えるでしょう。冒頭の長回しも驚異的だが、シニーズがケージをボードウォークまで追いつめていくシーンあたりまでは傑作の風格すら感じさせられた。でも…オチが...やはりこの映画のそれまでのよく出来ていたプロットを台無しにしたと言っても過言じゃない気がしますが...まっ、これがデ・パルマなのでしょう。 【チャーリー】さん 8点(2001-12-30 13:02:05) |
2.独特の雰囲気を持ってますね。ラストは・・・確信が持てない。もう少しヒントが欲しかった。 【華敏】さん 8点(2001-03-02 23:46:38) |
1.ニコラス・ケイジとデパルマという名前だけで早速6点は献上。両者共のファンならば墓場まで持ち込むべき珠玉の一品。両者の個性は余るほど出ていると思う。サスペンス、ミステリーなんてこの作品では考えない方がいい。制作者もそれを望んでいないはず。デパルマワールドを堪能できない人にはきついかも。この作品のニコラス・ケイジはホントかっこいい。 【あまぬま】さん 8点(2000-10-16 22:16:14) (良:2票) |