3.映画としてのストーリーは浅く急展開だけど、歌って踊ってのミュージカルはトップクラスだと思う。そして「ショウほど素敵な商売はない」というタイトル通りのすばらしさを見せつけてくれる。マリリン・モンローの映画というよりは、ドナヒュー一家の物語(ミュージカル)と言うべきだろう。ムードのあるヴィッキーの歌よりも、明るくテンポの良い歌って踊っての歌が私は好き。主題歌も良いが、「夜行列車はアラバマ行き」が実に良い。両親の歌を二人の子どもが歌ったとき思わず涙が出てしまったほど、家族愛を感じさせるところが良い。