16.10数年前に見ましたがまだ印象深く残っている作品です。サラ・ポーリーの透明感と存在感が素晴らしかったです。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-07-26 17:26:40) |
15.やられた。これは斬新なアイデアでもあり普遍的なテーマでもある。実際は死に対する恐怖が付きまとうのだろうが、それを除けば、主人公の心情は十分理解できる。家族のために何かしてやりたいと言う気持ちと、自分のやりたかったことをしてみたいという欲求。わがままは許される立場になっている。運命を受け入れる決心をし、やるべきことをやり、多くの愛を感じて充実した日々を過ごす。長く生きていれば良いというものでもないのか。そして、我が愛しのデボラ・ハリーの変わりようにもやられた。ブロンディの懐かしい思い出に+1点。でも邦題に-1点。 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-14 12:21:39) |
14.自分の死を受け止めること、これがどれほど辛いことなのか僕には想像もつかない。与え足りない子供達への愛情、これからも愛し合う筈だった夫との愛情。何もかもが絶望的でしかないのにそれを一人で抱え込み、それでも必死に残される家族の幸せだけを願うアンの強さと優しさ。だけどそれはとても痛々しく、また切ない。だからアンを強く抱きしめて上げたくなる。母親として、妻として、そして女として強く美しく、儚く散ったアンの人生。アンの温もりに拍手を贈りたい。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-19 09:41:44) |
13.登場人物が皆良い人で、どのシーンも可愛くて素敵だった。『死』っていう悲観的なモノを普通の人生設計みたいに目標を立てて、それをこなしていく姿が、普通の日常的すぎて余計胸を打たれた。 【さら】さん 8点(2005-03-25 16:07:36) |
12.自分の死と真っ直ぐに向き合って残された人生を過すアンに深く感動した。家族にメッセージを残していく姿にアンの家族への深い愛情が伝わってきて涙があふれた。というか、初めから終わりまでジーンとして泣いていたような気がします。淡々としているけれど、とても深い意味が込められている映画。 【civi】さん 8点(2005-02-07 05:01:41) |
11.淡々としているところに、リアリティを感じる。「死」と向き合っている人には、「静」があると思うから。「死」を扱うと、妙に泣かせようとしたり、泣かせる台詞を言わせたりするけれども、この作品はそういうことをしないでくれた。秀作。 【もちもちば】さん 8点(2005-01-05 23:38:45) |
10.なんて優しそうな夫なんだ あんな夫ならば俺もほしい。なんて思ってみたりして…。 んでさ、なんて運の悪すぎる浮気相手なんだろか… 気の毒くなってきてしもうたが…。 ある意味彼に感情移入してしもうたし…。 【3737】さん 8点(2004-09-12 14:45:20) |
9.淡々と、泣かせようとしない作りがよかった。そして何よりもカナダの片田舎の雰囲気がとてもよかった。家族の愛し方が深くて、素直で、見習いたいと思った。 【DELI】さん 8点(2004-09-01 21:17:01) |
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8.おっ!いい映画でした。スペイン映画おしゃれですね。「美しいね、娘さんも」って台詞とか素敵です。自分が彼女の立場だったらいったいどういうことをするのだろうと考えさせられました。 【暇人】さん 8点(2004-08-29 00:39:30) |
7.泣きました。淡々と進んでいく所が良かったです。 【たま】さん 8点(2004-08-21 21:48:26) |
6.よく行くビデオ屋(レビュー読んでくれてる方は知ってます・・よね?)で「3泊4日」の貸出期間になっていた本作。旧作なのに、何で7泊8日じゃないの?と思い横の説明を見ると「より多くのお客様にご覧になって頂けます様」との事。なるほど、見終わってみると、誰もが一度は見てみてもいいんじゃないかな、そう思う映画でした。この映画で学ぶ事が出来るのはふたつ。「愛」そして「生」である。アンが最期の時に思い描いたのは、これまでの人生や、辛かった経験などではなく、やはり愛する家族の事だったのでは無かったのでしょうか。アンが家族に対し「早く自分の事は忘れて欲しい」と願ったのは、きっと夫、そして何よりも愛する二人の娘たちに、永遠の幸せを味わって欲しかったからなのだろう。そう、本当に「愛する」という事は、ただ結婚しているという事だけでは無く、ただベタベタ一緒にいるだけでも無い。お互いの幸せを、心から願い続けるという事なのだ。本当に「生きていて幸せ」というのは、自分の思うがままに行動する事では無く、ただ名誉を手に入れる事でも無い。愛する人と、自分が生きている限り幸せになれるという事なのだ。今、自分と同じ青少年たちが自らの命を自ら絶つという、悲しい事件が増加し続けている。そんな今だからこそ、是非ともこの映画を見て、生きる事の尊さを学び取って欲しい。 |
5.これはハリウッドで撮らなくて正解でしたね。絶対、“お涙頂戴”になってたはずです。淡々と進むのが、この映画のいいところ。死と向き合い、死を受け入れ、「私が死んでも、何も変わらない」と悟るところに主題があると思います。頼むからリチャード・ギアとか使ってリメイクしないで下さい。 【金子淳】さん 8点(2004-07-19 12:26:37) |
4.死に前向きに向き合うというのが面白かった。上手くいきすぎなハッピーエンドが引っかかる以外は良かった 【ムート】さん 8点(2004-06-28 19:46:07) |
3.まず、自分が余命わずかだったとしたら絶対に黙っていることなんてできない。23歳の彼女は私より年下なのにすごいと思った。特に母としての彼女が見せる鋭いまでの力強い眼には泣かされた。ラストの流れもいい。極力自然に自然にフェイドアウトしていこうとする様に号泣。映画が終わった後もなおじわじわと涙がこみあげてくる映画は初めてだった。賛否両論ある浮気に関しては、私は理解できる気がする。優しい旦那への愛情と違うタイプの男性への恋は、どちらも純粋な感情として両立できるものだと思う。人にもよるけど女とはそういうものだ。 【pb】さん 8点(2004-04-30 10:24:21) (良:1票) |
2.号泣しました。何がいいって、監督の視点。肯定も否定もなく、ただあるがままを見つめているという感じ。ヒロインの行動は誉められることばかりではないだけに、余計に温かさを感じました。自分なら何をしたいだろう・・・。 【ラーション】さん 8点(2004-01-24 02:52:22) |
1.死を宣告された主人公が残された時間で生きることを見つめ直す。よくあるストーリーだが、本作は泣かせにかかることも無く、全体的に淡々と進むが最後には感動できる。原題の「my life without me」がとてもいい。生きるということは何なのだろうか、死を迎えればそれで終わってしまうものなのだろうか。観終わった後、そんなことを考えました。 【紅蓮天国】さん 8点(2003-10-30 19:11:30) |