10.なんと35年ぶりぐらいに鑑賞。 最初から最後まで飽きることなく一気にみせる一級のエンターテイメントに仕上がっている。 岩下志麻、桃井かおり、それぞれがキャラぴったりの好演。 柄本明の新聞記者はマスコミ操作やり過ぎでしょ!でも当時の彼、今と違って若いなぁ。 【とれびやん】さん [インターネット(邦画)] 8点(2020-05-15 03:30:30) |
9.子どもの頃にテレビで観て、とにかく桃井かおりの存在感とワインからラストシーンまでが強烈に印象に残ってた。改めて観てみると弁護の進め方などでいくつか引っかかる点はあるけど、やはり主役の憎らしさでそんなことは吹っ飛んでしまう。 【noji】さん [地上波(邦画)] 8点(2018-10-01 23:38:00) |
8.作品のすばらしさは他のレビュー通りですが、個人的には20数年前に当時住んでた近くで、この映画がテレビ放映されたちょっと後、同じように港からの乗用車転落事故があった。仕事上で関係があったので、引き上げを見にいったら、クレーンでつり上げられた車の窓が破損しておらず「やっぱり、中から空けないと割れないんだ」と思ったことを覚えている。実は、その車の持ち主は重要事件の容疑者と目された人で、その後、行方不明になったという小説や映画のような展開になった。 【いそろく】さん [DVD(邦画)] 8点(2018-08-13 09:52:04) |
7.ふがいない男や法廷シーンなど現実にはありえない部分が多々あるが、そういうことにこだわるとおもしろくなくなる。映画だからおもしろいのだ。その映画の中の女優二人、桃井かおりと岩下志麻が凄すぎ、インパクトの強い映画だ。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-10-09 19:31:01) |
6.多分3回くらいは観てるから、初回時以外は結末は分ってたんだけど、大人になるほど面白くなりました。脇役含めてこれ以上のものは無いと思えるキャスティング、ぐいぐい引き込むストーリーとテンポの良さ。法廷での戦いと、クマ子と女弁護士の正反対のキャラの戦い、もう最高でした。あの桃井かおりの腹立つ口調、ちょっと真似したくなっちゃいますよね。証言の核となる“クマ子は悪い女だ。でも私は愛している。”・・・そりゃあ、そんな父の言葉は無かったことにしてしまいたかったわな~。少年はかわいそうでした。女のコワさが分る映画だけど、男の弱さにため息が出てしまう結末も秀逸です。 【あっかっか】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-03-20 13:27:05) |
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5.ここ何年もずっと思ってることの一つに俳優の演技で見せることの出来る映画が少なくなったと思う今日この頃、1980年以降、本物の役者魂、女優の凄みで観ることの出来る数少ない作品がこの映画だと思うぐらい二人の女優、桃井かおりと岩下志麻の演技、醸し出すオーラ、凄みというものにとにかく圧倒させられぱなしで、ぐいぐいぐいと引きずり込む力強さ、桃井かおりって女優さん、私は苦手だし、嫌いではあるが、この映画のあの役はこの女優に正しくぴったりの役ではないかと思うぐらいのはまり役!夫の通夜の日に一人だけ派手なかっこでやってくる所からして、この映画の凄さが見ることが出来る。法廷シーンにおける女と女の戦い、そして、不利な証言に対して見せるあの桃井かおりの演技、暴れぷり、見ていて本当になんて嫌な女だ!こんな女はとっとと有罪にして死刑にしちまえと言いたくなるぐらいの嫌な女を演じているが、この女優だからこそ出せる嫌な女ぷり全開、とにかく見ていて腹が立って仕方ないものの、犯罪映画としても裁判映画としても面白いこと面白いこと!この映画を見て私はいくらお金の為といえ、絶対に弁護士なんて職業にはなりたくないと思ったのと(最も頭の悪い私には弁護士になることなど無理だろうけど)男の弱さ、だらしなさと女の強さ、恐ろしさというものを知らされた気がして、あぁぁぁ~やっぱり女って恐ろしい生きものだと思わずにはいられません。 【青観】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-10-13 13:12:34) (良:1票) |
【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-24 23:56:35) |
3.まーとにかく、桃井かおりに尽きます本作は。あたかも自然体で臨んだかのような演技はハマりにハマり過ぎており、作品を大いに盛り上げてくれた。あの極妻こと、志麻姐ごに対峙させても一歩も引けを取ってはいません。山田五十鈴の突然の登場シーンもインパクト大。桃井かおり演じる球磨子は本当に保険金殺人を犯したのか? それともあれは事故だったのか? 前科四犯の毒婦、状況からすると限りなくクロに近く、しかも警察やマスコミに痛烈な悪態をつき捲りとことん敵に回す。《ネタバレ》犯人に違いない、いや万が一犯人でなくともこんなヤツは有罪にすべきだとするマスコミとそれに同調する世論。秋谷記者(柄本明)が女性弁護士(岩下志麻)に言う、「あんな女、たとえシロであっても弁護する必要はない」はまさに世論を代弁している。この辺り、ただの娯楽サスペンスに終らせてはおらず、やはり松本清張&野村芳太郎らしい作品です。 【光りやまねこ】さん 8点(2004-12-06 11:07:23) |
2.桃井かおりのふてぶてしい個性が役柄に見事にハマりましたね。岩下志麻、桃井かおり、この2人って本当に金太郎飴でどこを切ってもこのキャラしか出て来ない人たちなんですが、うまくハマればこういう面白い作品が出来るという良い見本だったと思います。役者として決して器用な人たちではないし、演技者なら絶対に手本にしちゃいけないキャラクター至上主義の権化みたいな女優さんたちですが、うまく活かされることのできた数少ない例だと思います。私はラストシーンの桃井かおりのセリフにシビれました。女なら一度は言ってみたいですが、実際に言える人は極めて稀だと思います。しばらくこのキャラに憧れて、周囲からかなり嫌われていました。女がカッコいい、という意味では女性向きの作品なのかも知れません。 【anemone】さん 8点(2003-12-13 12:27:11) |
1.いや~これは面白かったっす。法廷もの推理サスペンスとでも呼べばいいのかな?観たのは大昔だけどいい作品だった。 疑惑の人を演じる桃井かおりがほんとヤな女で疑惑だらけ。ワインを武器にした弁護人(岩下志麻)との場外乱闘も凄まじいの一言(笑)。でもやっぱり印象深いのはラスト桃井が見せる一瞬の表情! 原作もおもしろそうなのでいつか読んでみたい(と思った日から早や十ン年は経ってるけど・・・)。 <追記>コーヒーと勘違いしてましたがあれはワインだったんですね。オオカミさん、教えていただきありがとうございます。 最近、老害がひどくて・・・ 【じゃん++】さん 8点(2003-11-20 01:43:59) |