7.自分ではないほかの人と馬鹿話や堅い話で盛り上がるには、語学力だけでなく、自分の知識や見方をフルに走査することが必要。もちろん、「フルに走査する」ってところを自然にやれることが条件だけど。主人公も言ってるけど、人間は話す相手ごとに人格を変えているといってもいい。僕は同い年の友人が死んだ時、友人そのものだけでなく、彼と話していたときの自分のテンションや話題の持っていき方とかも一緒に死んでしまったのだと気づいた。そんな風にして、人間は自分のアイデンティティを他の人と一緒につくりあげているのだ。自分はなにものだ!とアイデンティティにこだわるのではなく、いろんなアイデンティティをもちながら自在に世の中をすり抜けていく、そんな生き方をこの映画は見せてくれているように思う。 |
【k】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-11 22:20:38) |
5.爽やかな佳作。ちょっとした人生の寄り道=留学が、がたがた道の人生の面白さを喚起して主人公を大空へ離陸させる・・・。説教臭さナシにメッセージを伝えていて全く嫌味が無い。あのごちゃ混ぜの共同生活が伝えたいものは留学=異文化交流ではなく、あくまで異なった人生の交差点であって、そこから何を吸収するかってことじゃないかな、と勝手に解釈してみました。 びば!!モラトリアム!!私もあのころに帰りたいっす。 |
4.DVD買って損はありませんでした。なかなかよかったです◎自分も来年は留学を考えているので、こういう異文化の世界にはかなり興味があります。国籍も性別も別々の6人の大学生が同じアパートで同居生活なんて楽しそうですねー。もちろんいざこざもあるだろうけど、みんなでパーティでぱーっと盛り上がったり、楽しそうだなーと。本当留学が楽しみになりました。ヨーロッパの香りがプンプンするこの映画、おもしろかったです。ラストも良い!フランス人の主人公グザヴィエの笑顔は可愛らしかったけど、個人的にはイタリア人の彼が好きだなぁ^^ 【未歩】さん 8点(2005-03-09 00:40:03) |
3.この映画を見て、留学してみたいと思った。同じ国同士でも共同生活って難しいと思うのに、生活習慣、言葉の違う人たちとの共同生活ってどんなんやろ・・・。この映画みたいにはいかないとは思うんだけど。。でも、若いうちにそういった体験をしてみたかったなぁ~。なかなか楽しめた。 【テンダータッチ】さん 8点(2005-02-06 20:47:09) |
2.「エヴァとステファンとすてきな家族」もそうだったけど、こういう異文化交流モノ、好きです。原題は「スペインの宿=ごちゃまぜ」の意味だとか。さまざまな文化や価値観を持った人たちが、時には意見が衝突したり、場合によっては傷つけあったりしつつも仲良くなっていく・・・お、これはまるでここJTNEWSのようではありませぬか(笑)。人生の岐路に立った主人公のラストは、とっても爽やか。僕は留学したことはないけれど、地元を離れて東京の大学に入った頃のことを思い出しました。それにしてもセドリック・クラピッシュって、おちゃめな監督さんですよね。<蛇足>基本的にヨーロッパの事なんかなーんも知らんワタクシですが、何故か劇中に出てくる「フランス式」というスラングの意味は知っていた・・・問題だなあ。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-11-05 18:43:57) |
1.なかなか楽しめた映画でした。留学に縁がない自分としては、とても興味を引かれる題材でしたしルームメイトがたくさん要るってことに憧れまでも抱いてしまった!! 【はりマン】さん 8点(2004-09-10 02:14:24) |